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取材班ピックアップコンテンツ 海洋研究開発機構(JAMSTEC)「駿河湾海洋予測可視化サイト」 サクラエビ資源再生のための科学的政策提言 川辺川ダム計画再始動 熊本・球磨川流域ルポ シンポジウム「サクラエビとアラル海」 取材班の思い、考え方…イラストで解説 ⇒実態編 ⇒理念編 静岡県、山梨県、早川町、つながりは… 富士川を巡る政治的位置関係(概念図) 新着記事 サクラエビ春漁、昨年比1・5倍超 駿河湾産漁獲、回復の兆し 駿河湾で4月4日から続いていたサクラエビ春漁が9日、漁期を終了した。漁期中に19回出漁し、由比漁港(静岡市清水区)と大井川港(焼津市)で合わせて前年春漁の1・5倍以上となる計約306トンを水揚げした。1ケース(15キロ)当たりの両市場平均取引値は約4万2千円で、漁獲量の増大に伴って前年春の約5万2千円から値を下げた。 漁期序盤は初漁で約40トンを漁獲し、その後も20トン以上
2018年春、かつてない不漁に陥った「駿河湾産サクラエビ」。国内では駿河湾でしか専門の漁が行われていない静岡県の名物だが、近年は台湾産の台頭にも悩まされ、廃業を選ばざるを得なかった地元加工業者もいる。不漁との関係がささやかれるのが、主な産卵場の湾奥に注ぎ込む陸域からの強い濁水だ。自然由来もある一方、企業活動由来の濁りも問題視される。流域では市民運動など住民がサクラエビ不漁をきっかけに海と川、森、人間の関係を問い直す動きにも広がっている。 「あはんとは思ひわたれど富士川の終(つい)に澄まずは影も見えじを」― 三十六歌仙の一人として知られる凡河内躬恒(おうしこうちのみつね)は、平安時代に駿河の国の歌枕とされた富士川の濁りに掛け、「会おうと思っているのだけれど、富士川が澄まないので影も見えない」と嘆いてみせた。当時からすでに「澄むことはない川」とのイメージは定着していたようだ。 サクラエビ研究の
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