希少な日本酒の高額転売が後を絶たない。蔵元が酒を卸す特約店を狙って、転売ヤーが大量に買い占め、ネット上などで売る。フリマアプリでは希望小売価格の6倍近くの高値で出品される酒もある。蔵元は追跡番号をつけるなど対策をとるが、転売ヤーも悪質な手口で応戦する。転売された酒は、保存状態が悪く味が落ちているものも多い。蔵元に問題点を聞いた。(ライター・国分瑠衣子) 【写真】転売ヤーによってシリアルナンバーが削られた日本酒 新政とダイスケリチャード氏のコラボ 4800円→3万円3月上旬、新政酒造(秋田県)が発売した「No.6(ナンバーシックス)」の限定酒が話題になった。No.6は、入手が難しい酒として知られる。1930年に自社の蔵で採取された「6号酵母」を使い、昔ながらの「きもと純米造り」で醸造する生酒だ。 そのNo.6の発売10周年を記念して販売されたのが、イラストレーター兼デザイナーのダイスケリチャ
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