イスラエル軍による攻撃により、ガザ地区シファ病院近くから煙が上がった=3月23日/AFP/Getty Images/File (CNN) イスラエル軍は1日、パレスチナ自治区ガザ地区北部のガザ市にあるシファ病院から撤収した。ガラント国防相は、同病院の「テロ拠点」が一掃されたと発表し、軍の功績をたたえた。 イスラエル軍は、2週間にわたったシファ病院での作戦でイスラム組織ハマスの戦闘員らを殺害し、武器や文書を押収したと主張した。 イスラエル軍のハガリ報道官は、同病院で戦闘員とみられる900人を拘束したと発表した。このうち500人以上はハマスまたはパレスチナの武装組織「イスラム聖戦」のメンバーであることが確認されたという。ハガリ氏は、拘束者の中に司令官やそのほかの幹部が含まれていたと述べた。 イスラエルとハマスの軍事衝突が始まってからの半年間で、シファ病院が攻撃を受けたのは昨年11月に続き2回目