膨張・収縮処理では一般的に二値化された白黒の画像に対して処理が行われ、 注目画素の周辺に1画素でも白い画素があれば白に置き換える処理を膨張(Dilation)、 逆に周辺に1画素でも黒い画素があれば黒に置き換える処理を収縮(Erosion)といいます。 【元画像】 【膨張処理】 【収縮処理】 二値化された画像ではなく、グレー画像に対して処理を行う場合は、膨張の場合、 注目画素の近傍の最大輝度値を注目画素の輝度値に置き換えます。 収縮の場合は最小輝度値に置き換えることでグレー画像に対して処理を行います。 この処理を二値化画像と区別するために、それぞれ最大値フィルタ、最小値フィルタと 呼ぶ場合もあります。 【処理例】