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ブックマーク / www.tez.com (18)

  • データを見ない人々(「オープン化」する社会での「分析」の価値) | isologue

    先日、マスコミ業界に詳しい方と話をしていて、なるほど、と思った話。 マスコミの人って、データを全く見ないんですよね。 代理店の人ですら。さすがにマーケの人は別だけど。 例えば、子供向け出版物の売れ行きが落ちている説明として、会議で担当者が、 「少子化が進んでいるので」 なんて説明をしたりするけど、調べてみるとここ数年、実は小学生の数はほぼ横ばいなんですよ。 今やインターネットで政府の統計なんか簡単にタダで調べられるのに、調べない。 データがいくらオープンになって、タダでインターネットで見られるようになっても、見ない人は見ないんじゃないでしょうか。 実際に「学校基調査」の小学生の在学者数の推移を調べてみますと。 こういうグラフ 図表1.小学生の在学者数の推移(単位:人、平成[年]、出所: 学校基調査) を見ると確かに「ものすごい勢いで少子化が進んでいてたいへんなことだ」という気にもなりま

    データを見ない人々(「オープン化」する社会での「分析」の価値) | isologue
  • 「格差」を生むTwitter | isologue

    数日前にツイッターで私(@isologue)をフォローしてくださる方が4000人を超え、昨日は遅ればせながらやっと「日(語)で100位」に入ることができました。 (いつランク外になるともわからないので今のうちに記念スクリーンショット。 99位に入ってます。) ところが、私のアカウントが10人単位でコツコツとフォロアーを増やしているのに対し、日の上位25人は既にフォロアーが5万人を超え、上位10人くらいになると1万人単位のペースでフォロアーを増やしています。 私から見ると、遠い星ほどすごい速さで遠ざかる「赤方偏移」みたいなもんで、追いかけても追いかけてもますます差が開いて行く感じ。先頭集団から放たれる光は赤外領域に入って、既に可視光ではよく見えません。(笑) 世界ランキングになると、上位20人は200万人とか300万人のオーダーになってます。 — ツイッターというのは、「全員が同じものを

    「格差」を生むTwitter | isologue
  • 亀井大臣の「モラトリアム」は実はあんまり使われないんじゃないか? | isologue

    亀井大臣の「モラトリアム」は実はあんまり使われないんじゃないか? | isologue
  • IFRSという名の新興宗教 | isologue

    この日経BPさんのムックは、会計的な厳密さというよりも、導入する企業の戦略、業務、システム等にどういうインパクトがあるかをオムニバス的にまとめているなので、経理部門の人もさることながら、経営者とかシステム部門の人が、IFRSのインパクトの全貌をざっと見るのに非常に適していると思います。 (そう。IFRSは、社長が経理部門の人に「よろしくやっといて」では済まない可能性が高いと思われるわけです。) 日経新聞やぐっちーさんを始め、いろんな方が、米国投資銀行等が負債を時価評価して巨額の利益を計上してるのにビックリしたり唖然とされてらっしゃいますが、これからやって来るIFRS(国際財務報告基準)の大津波に比べれば、そんなのはまだ「さざ波」に過ぎない気がします。 — このブログでも繰り返し話させていただいてますが、そもそも「会計」というのは、企業等の活動の森羅万象を、単なる数字に落とし込もう、という

    IFRSという名の新興宗教 | isologue
  • 「うごメモはてな」、すごい! | isologue

    不勉強にも日まで全くノーマークでしたが、昨年末に登場した「うごメモはてな」が、なんかものすごいスピードで成長してるようで。 「うちの子供(中1、小5)は、ニンテンドーDSiショップなんてアクセスしてないから、使ってないと思いますよ。」 と断言して家に帰って来たら、ちゃっかりもう使いまくってやんの。 「タダでダウンロードできるアプリがこれだけだったから。」 だそうです。 小5の次男でも、「おおっ!」というようなパラパラまんがを作っててビックリ。 パソコンのお絵描きソフトでこれだけのものを作れるようになるまでには、相当なハードルがあると思うのですが・・・すごいハードルの低さ・・・。 さすがニンテンドーDSi・・・。 今まで、高校生がネット上のコミュニティに参加するのすら物議をかもしていたのに、一挙に小学生レベルまでが参加する大コミュニティが一瞬にしてできあがったというのは、(いいか悪いかの評

    「うごメモはてな」、すごい! | isologue
  • 「デジタルネイティブ 次代を変える若者たちの肖像」(NHK出版) | isologue

    (以前書いた番組のご紹介記事はこちら) テレビ版では、私は、「はてなの近藤さんがカネにこだわらないことにびっくりする旧世代のおっさん」、という役どころになっておりましたが、書籍版ではそれ以外のコメントもちゃんと載せていただいてます。 磯崎さんが興味深い指摘をしている。 「近藤さんの考え方というのは、新しい側面があると同時に、昔の起業家のメンタリティと非常にマッチするところもあるんじゃないかなと思います。職人肌というか、昔の日人って、自分の資産をいかに形成するかということだけを考えていたわけじゃなくて、自分の好きなことをとことんまで追求していた。田宗一郎さんが、自分の資産を増やしたいと思って会社をおこしたとは思えません。バブルの時期ぐらいからどんどん拝金主義が蔓延していったけれど、一周グルッと回って、それがもとの感覚に戻ってきたという面もあると思います」 (73ページ) 私としてはどちら

  • 放送大学 地デジ化のインパクト | isologue

  • はじめて見た、バスSOS | isologue

    高速湾岸線を走っていたら、目の前のバスの行き先表示が「SOS」になっている。 某湘南方面の電鉄会社のバスのようですが、バスジャックでもされているのかと思って、(犯人に射殺されるリスクを感じつつも)、側面に回って乗客や運転手の顔色を確認してみたんですが・・・どうもみなさん青ざめた風でもなし。 とはいえ、バスジャック犯から銃を突きつけられて平静を装うように指示されているかも。これがアクション映画だったら、雨の高速にもかかわらず並走しながらバスに飛び移って犯人と格闘するところですが、ま、そんな身体能力もない一般市民ですので、携帯でその会社さんの番号を104で調べて、「行き先表示がSOSになってますけど、大丈夫でしょうか?」と、念のため連絡しておきました。 その後、バスジャック報道もないようなので、やっぱり単なる出し間違いだった、ということでしょうね。 (ではまた。)

    はじめて見た、バスSOS | isologue
  • isologue : 日本において、ソーシャルファイナンスの可能性はあるか?

    isologue : 日本において、ソーシャルファイナンスの可能性はあるか?
  • 「年金を受け取れる権利」なんて、もともと存在しない(補足編) isologue - by 磯崎哲也事務所

    前回のエントリ「『年金を受け取れる権利』なんて、もともと存在しない」には、多くのコメント、トラックバック、ブックマーク等をいただき、ありがとうございました。 5000万件超ものデータのアンマッチで国民が怒ってる中、年金のそもそもの「性質」についてちょっと振り返ってみようと思ったんですが、ちょっと刺激的なタイトルを付け過ぎてしまったようで、コメントやブックマーク等でも、「権利が存在しないなんてことはない!」というマジレスも多数いただきました。 件のタイトルは、「公的年金というのは、我々が普通にいつも接している金融商品などの”権利”とは、かなり性質が異なるものですよ」ということを強調したいがための荒っぽい表現でして、もちろん、(実際にすでに年金を受け取っている人がいるのに)「年金を受け取れる権利がゼロ」なんてことを思っているわけもないですし、法律だからと言って国会で何でも変えられるわけでないの

  • isologue - by 磯崎哲也事務所:「年金を受け取れる権利」なんて、もともと存在しない

    (追記6/10:やや過激なタイトルにしすぎてしまった感がありますので、タイトルを読んで「そんなわけないだろ!」と思われた方は、ぜひ、次のエントリも合わせてご覧いただければ幸いです。) 社会保険庁のデータ不整合の問題は、まったくありえないとしか言いようがないですし、組織の運営として許される話でもないです。 一方で、(追記:「一方で…」というだけでは「今回の社会保険庁の問題は以上で終わり」「以下、今回の事件とは関係ない、年金の一般論ですが」、というニュアンスがうまく伝わらなかったようなので、その旨、補足させていただきます。)、世の中の人は「年金の掛金を払った人は、将来、年金をもらう権利がある」と思ってらっしゃる方が大半のようですが、これも大間違いなんでしょうね。 おそらく、世間の人のほとんどは、年金は預金などと同じく「自分のお金を政府に預けている」ものだから、いつか「(利息をつけて)返してもら

    westerndog
    westerndog 2007/06/09
    「「過去に掛金を払わなかった人は年金あげないよ」という制度ではあるが、「掛金を払った人には必ず将来年金を差し上げます」という制度ではない」
  • 「電車に防犯カメラ」が株主提案に | isologue

    1月に「犯罪・冤罪を発生させないための鉄道会社の人道的責任(なぜカメラに投資しないのか?)」というエントリを書いたのですが、みなさんやはり同じ疑問をお持ちのようで、西武鉄道で痴漢冤罪防止のために社内にカメラを設置せよという株主提案が行われるようです。 http://www.asahi.com/national/update/0413/TKY200704130364.html 防げ痴漢も冤罪も 車内に防犯カメラ 西武株主が提案へ 2007年04月13日22時26分 電車内の痴漢や痴漢に間違えられる冤罪の被害をなくそうと、西武鉄道を経営する「西武ホールディングス」(社・埼玉県所沢市)の株主が、車内に防犯カメラを設置するなどの対策を6月の株主総会で提案する。 提案するのは、株主で会社員の山口三尊さん(40)。きっかけは、痴漢に間違えられた男性を描いた周防正行監督の映画「それでもボクはやってない

    westerndog
    westerndog 2007/04/15
    「聞くところによると、鉄道会社はこのおかげで本来払うべき清掃費が大きく下がっているとか」またまた怪しげな話を持ち出してきたなぁ。
  • 堀江氏判決について考える(「結果」と「プロセス」) | isologue

  • isologue - by 磯崎哲也事務所:日興の「悪さ度合い」と上場継続についての考察

  • 日興コーディアル上場維持決定! | isologue

  • isologue - by 磯崎哲也事務所 犯罪・冤罪を発生させないための鉄道会社の人道的責任(なぜカメラに投資しないのか?)

    周防正行監督の「それでもボクはやってない」を見て、警察、検察、裁判所のあり方に大きな疑問を持った人も多いかと思います。しかし、そもそも「全知全能でない神ならぬ人間が人を裁く」わけで、裁判官に「必ず真実を見抜いてくれる」と期待するのは、人間の能力上、無理がある。 構造的な「期待ギャップ」なわけです。 警察や検察の方々も、基的に真面目に仕事をしてらっしゃるはずですが、「誰の目にも明らかな証拠」が無いものについて判断ミスが出るのは、ある意味仕方ない面があります。 −−− しかし、(冤罪全般はともかく)、こと痴漢冤罪の問題についてはテクニカルにきれいに解決できるはずです。 鉄道会社が がんばれば。 「ムーアの法則的」に安くなっているカメラ監視システム 携帯にいまや必ずカメラがついているように、カメラはすでに1個数百円の原価になってきています。 たとえば4ドアの車両で上図のようにカメラを天井に配置

    westerndog
    westerndog 2007/01/25
    国鉄時代の借金を税金で全額負担してチャラにして、運賃を倍にすれば実現すると思うよ。
  • isologue - by 磯崎哲也事務所: 「それでもボクはやってない」を見てきた

    isologue - by 磯崎哲也事務所: 「それでもボクはやってない」を見てきた
  • 私に逮捕状が出た | isologue

    家のリビングでくつろいでいたら、玄関のほうで来客の気配がしたので行ってみると、男性が数人立っていて、私に逮捕状が出た、と言う。 何の容疑かと思って逮捕状の文面を見ると、覚えてないくらい些細な(しかし、思い当たらないこともない)話(YouTubeに投稿された著作権侵害にあたるコンテンツをブログで紹介したのが、「著作権侵害の幇助」にあたる、といったようなこと)だった。 テレビや新聞に「ブロガーの磯崎哲也逮捕」と出るのかなあ、とか、親や親戚は悲しむだろうなあ、とか、ブログのコメント欄が、「いつもコンプライアンスについてエラそうなことを書いときながら自分はタイーホかよ」といったコメントで炎上するんだろうなあ、とか、奥さんにコメント削除の方法を今から教えられるか?、いや、コメントの受付そのものを停止しておいた方がいい?、でも、釈放されてからコメントを読んでみたい気もするなぁ・・・・等が、一瞬の間に頭

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