ワタミが展開する薩摩牛食べ放題の焼肉店「かみむら牧場」で、おすしも食べ放題にした。グループ内の専門店「すしの和」のノウハウを投入し、ネタ、しゃり、握り方にもこだわった。せっかくの家族の外食の機会に、値段を気にせず、焼肉とおすし両方とも、おなかいっぱい楽しんでもらいたい。 背景には、岸田文雄首相が掲げる「経済の好循環」が全く起きていないことがある。郊外のロードサイドの飲食店は軒並み苦戦しており、家族での外食の回数は減っている。回数が減っている以上、より選ばれる「差別化」が求められている。実質賃金が上がっていない中、今後、金利が上がっていけば日本経済は失速する可能性が大きい。金利上昇で住宅ローンの支払い負担が増えれば、家計はより「守り」に入るだろう。 先週に引き続き、元モルガン銀行東京支店長で、参院議員の藤巻健史さんとニッポン放送で対談した。岸田首相が打ち出してきた「電気代補助金」は、経済学に
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