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ブックマーク / youzo.cocolog-nifty.com (7)

  • 酔うぞの遠めがね: 管制官有罪・東京高裁

    昨日(2008/04/11)東京高等裁判所で、2001年1月31日に焼津市上空で起きた、日航空機同士(747とDC10)の異常接近と回避操作によって、747機内で乗客7名及び客室乗務員2名が重傷を負い、乗客81名及び客室乗務員10名が軽傷を負った、事件で管制官の刑事裁判の控訴審が開かれました。 事故の詳細については「航空事故一覧/2001年」に詳しく出ています。 サンケイ新聞、東京新聞、朝日新聞、読売新聞の記事を並べてみました。 新聞記事にもあるように、地裁判決は管制官だけの責任とは言えないとしたのですが、高等裁判所は管制官に責任があるとしました。 この場合の責任とは刑事責任のことです。 サンケイ新聞は、地裁判決と高裁判決の違いについて説明しています。 東京新聞は、事故調査と刑事責任追及が対立する問題について説明しています。 朝日新聞は、個人に対す類似責任追及よりも事故原因の解明に重点を

  • 酔うぞの遠めがね: 平和神軍裁判判決記事のまとめ

    昨日書いた「平和神軍事件・無罪判決」にNHKニュースを紹介しているので、全部で11の報道記事の内、NHKニュース、IZAを除いた9の記事を以下に3つずつ紹介します。 是非とも読み比べていただきたいのは、それぞれの記事が少しずつ重点の置き方が違うこと、解説記事があるものもあります。 それだけ注目するべき事件であり、画期的な判決でありました。 読売新聞、サンケイ新聞、AFP BB(時事) 朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、東京新聞 日テレニュース、日経新聞、FNNニュース 追記(2008/03/02) 東京新聞の記事「ネットの自由どこまで 名誉棄損で無罪 拡大解釈に懸念の声」を「平和神軍裁判判決記事2」に追加しました。

  • 酔うぞの遠めがね: キログラム原器は絶対基準にし難いのです

    CNN.co.jp より「国際キログラム原器 が謎の減量50マイクログラム」 パリ郊外のセーブルにある国際度量衡局で、厳重に管理・保管されている1キログラムの標準器「国際キログラム原器」が、50マイクログラム(μg)軽くなっていることが判明した。 同時に作られた複製品には変化がなく、質量が変化した原因も見当が付かず、研究者らが困惑している。 質量や長さなど物理量に関しては国際的な単位系(SI)が定められており、例えば長さを表す「メートル」は、「2億9979万2458分の1秒の間に、光が真空中を伝わる距離」といったように、普遍的な物理量に基づいて定義されている。 ところが質量については、1889年に作られた白金(プラチナ)とイリジウムの合金の分銅「国際キログラム原器」が基準となっている。 人工物に基づいて定義されている単位は、質量のみだ。 「国際キログラム原器」は質量の基となる原器のため、

  • 酔うぞの遠めがね: ニセ科学問題のあっちこっち

    信濃毎日新聞より「科学者から批判の「ニセ科学」 先生が紹介する事例」 わたしの知人で山形大学の apj さんが長らく「水商売ウォッチング」を続けています。 通称「水伝問題」が起きて、物理学会ので「ニセ科学」についての発表があり、水伝批判である「水はなんにも知らないよ」も出版されています。 こんなことで、ニセ科学批判そのものはさして問題もなく進んでいるのかな、と特に考えることも無かったのですが、数日前に以前から存じ上げている「技術系サラリーマンの交差点」さんが「分析化学会は「ニセ科学」と向き合うか」から始まる記事で「単純にニセ科学とラベルを貼って批判するのは疑問があるといった趣旨のことを書かれました。 「水はなんにも知らないよ」の著者の左巻先生「水商売ウォッチング」の apj さん=天羽先生、大阪大学の菊池先生、といった面々が、それぞれにニセ科学をどう捉えるかといった議論をしています。 こ

  • 酔うぞの遠めがね: 白河高校PTAが労働争議で解散・その2

    「白河高校PTAが労働争議で解散」には大変な数のコメントが付きました。 コメント内での議論は真摯なもので、ネットワークとして責務を多少とも果たしていると思います。 元記事が結構長いのでここで再整理します。 福島県では、非常に長期に渡ってPTAが常勤職員を雇用していた。 当事者は17年間に渡って、年間契約を更新していた。 県立白河高校PTAでは、給与支払いが収入の45%に達するとの見通しで新年度に向けて賃金引き下げ交渉を行った。 交渉は合意しなかった。最終的に職員側は雇用継続を求めて、福島地裁白河支部に提訴 白河高校PTAは「訴訟に対応できない」ことを理由に、PTA総会を開いてPTAの解散を決定した。 「白河高校PTAが労働争議で解散」のコメント欄での議論や情報交換は、上記項目の一つずつについて背景の説明や判断などになっています。つまり基的には過去のいきさつを論じています。 一方で、提訴さ

  • 酔うぞの遠めがね: 白河高校PTAが労働争議で解散

    福島民報より「白河高PTA解散 事務職員の労働条件めぐる提訴で」 福島県白河市の白河高PTAが事務職員の女性(42)から賃金の大幅な引き下げをめぐって提訴されていた問題で、同校PTAは26日、同校で臨時総会を開き、組織の解散を決めた。 裁判に応じると多大な費用と時間がかかる上、在校生らにも負担を強いることになるとして下した“苦渋の決断”。 PTAの解散は全国的にも異例で、同校では今後、学年ごとの保護者会などがPTAの業務に当たり、生徒の学業や部活動に支障が出ないようにする。 臨時総会には委任状を含めて786人が出席した。辺見美津男会長ら役員がこれまでの経過や職員に対する対応などを説明。役員らは対応策として「法廷で争う」「あらためて話し合う」「訴訟を取り下げてもらう」「解散する」の4点を示し、意見を求めた。 出席者からは「会社ならこのままでは破たん。解散は嫌だが、考えなければいけない」「裁判

    westerndog
    westerndog 2007/06/08
    ※欄「合意当日事務員さんあてに、組合から電話がかかってきて数分話した後、「組合に頼んだことだから、私には決められない。」として、一方的に白紙撤回しました」「解雇ではなく、契約満了」
  • 酔うぞの遠めがね: 原発のタービン問題

    毎日新聞より「原発タービン:損傷、日立の設計ミス 保安院が見方固める」 経済産業省原子力安全・保安院は、中部電力浜岡原発5号機と北陸電力志賀原発2号機の蒸気タービンで大量に見つかった損傷の原因について、タービン体の設計ミスによる金属疲労との見方を固めた。 このトラブルでは約1500億円の損害が出ると見込まれ、原因が設計ミスと断定されれば、最終的に設計ミスと断定されれば、両電力は日立に多額の損害賠償を請求する見通しだ。 調査結果によると、このタービンでは、外側から3番目の羽根車に逆流した蒸気が衝突し、羽根の接合部に、ひび割れを起こした。 さらに低出力の運転時に、この羽根車に取り付けられた羽根に不規則な振動が起こり、ひび割れを大きくする要因となったと推定している。 日立は蒸気の逆流や不規則な振動の影響について、外側から2番目の羽根車までしか考慮していなかった。 タービンの損傷は今年6月、浜岡

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