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ブックマーク / elm200.hatenadiary.org (6)

  • 私がソフトウェア技術者をやめた理由 - Rails で行こう!

    昨日、 人生の転機 - Rails で行こう! の中で「ソフトウェア作りが嫌いだ」と言い切ってしまったことが引っかかっている。 私の職業生活でもっとも多くの時間を注いだのがソフトウェア作りだ。その作業に対して、実際のところ、好きとか嫌いとか一言で割り切れるはずがない。複雑な感情を持っているというのが正直なところだ。 私の職業プログラマのとしての最大の欠点は、ソースコードに対して強い美意識を持たずにいられなかったところだろう。生来の生真面目な性格が災いし、私の基準で美しいとはいえないソースコードを敵視しすぎた。 簡単な例を挙げよう。 うるう年を計算するアルゴリズムを考えてみる。うるう年とは、「4で割り切れて、かつ100で割り切れない年。ただし、400で割り切れたら、やはりうるう年」である。 def leap_year?(y) (y % 4 == 0) && ((y % 100 != 0) |

    私がソフトウェア技術者をやめた理由 - Rails で行こう!
  • そろそろ2ちゃんねる的言説は卒業しよう - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    2ちゃんねるの力が落ちているらしい。 天皇制と2ちゃんねる - 池田信夫 blog 2ちゃんねるは、ときどき非常に興味深いスレッドがあって、昔はちょくちょく覗いていたものだが、最近はぜんぜん行かなくなってしまった(2ちゃんねるのまとめサイトはいまでも面白いものもあるけどね)。 2ちゃんねるの言説には独特の雰囲気がある。一種の殺伐とした感じというか。頭ごなしに喧嘩を吹っかけたり、罵詈雑言を述べ立てたり。日語は、挨拶に関してまわりくどいところがあるので、それを省いている部分もあるのかもしれない。それでも、あまりに失礼としか言いようのない喋り方が多い。 私は最近は外国生活が多いけれども、それでも合計 30 年以上は日に住んでいる。日にいるとき、2ちゃんねるのような喋り方をするリアルな人々に会ったことがない。私の知らない山奥に、こういう「2ちゃんねる族」が住んでいるのか?いや、そんなことはな

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  • 日本にシリコンバレーを作る方法 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    IT 業界、日アメリカの違い 私は、1994年に東大経済学部を卒業したあと、東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)に入った。配属されたのは、丸の内支店で、多くの一般職女子行員に混じって、預金・内国送金・外為等の事務作業に従事した。要するに、日企業にお決まりの丁稚奉公である。私は、その単純作業に耐えられず、半年ほどでやめてしまった。 その後、1年ほどのフリーター生活の後、東京の小さなソフトウェア企業で時給1500円のアルバイトとして働き始めた。「未経験歓迎」の典型的なブラック企業である。しかし、そこで私はソフトウェア技術者としてひとり立ちするきっかけを与えてくれた。そういう意味では、その会社に感謝している。 私の飛び込んだ SIer たちの世界は、不条理の連続であった。まさに id:JavaBlack 氏の描く世界である。何が不条理かといえば、エンジニアの実力が正しく評価されない点である。

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  • 豚インフルエンザについて BBC News の投書欄が怖すぎる件について - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    メキシコで始まった人から人へ伝染する豚インフルエンザ。メキシコ政府の公式発表は抑制が効いているが、BBC News の投書欄がなかなかすごいことになっていて驚いた。その中の一人の医師の投書を紹介する。 (2009年5月1日追記: この医師の投稿の信憑性については、疑問も提示されています。コメント欄を参照のこと) (2009年5月1日追記: 今回のインフルエンザA型の毒性は弱いと考えられています。詳しくは「私なりの新型インフルエンザへの考え方」もぜひご覧ください) Mexico flu: Your experiences I'm a specialist doctor in respiratory diseases and intensive care at the Mexican National Institute of Health. There is a severe emergen

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  • 派遣労働に関する思い出 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    秋葉原通り魔殺傷事件(その6)容疑者は日研総業の派遣社員で裾野市にあるトヨタグループの関東自動車工場勤務 6月一杯で辞めるよう通告を受ける という記事をネットで見かけた。日研総業かあ。私がちょうどいまから13年まえ、1995年の5月から7月までの3ヶ月間、群馬県伊勢崎市の富士重工のバス工場で働いたときも、この日研総業という会社から派遣されて行ったのだった。正確にいえば、いまでいうところの偽装請負だったのだろう。私は、この事件の犯人と同じ25歳だった。 日研総業は、工場の近くに、新婚さんが入るような間取りのアパートを借り上げて、派遣社員を4人ずつ住まわせていた。私もそういうところに住んだ。私自身の体験からいうと、他の派遣社員たちとの共同生活は結構楽しかった。頭のいいやつ悪いやつ、人のいいやつ悪いやつ実にさまざまな連中たちがいた。高校卒の人が多かったが、大卒の私より何年か長く社会人生活をしてい

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  • マッチョたちの時代 - elm200 の日記(旧はてなダイアリー)

    もはや、働かなくてもかなり豊かに暮らせるようになった旧世代のある中年は、 「もはや、私たちの役目は終わった。我々はもう経済を支えなくてもいいんだ。 マッチョたちに任せておけば、日は安泰だ。 金を稼ぐのはマッチョの役割。ゆっくり余生を楽しむのが私たちの役割だ。」 と言いながら、寂しそうに笑った。 分裂君の力作エントリ。彼の未来予測モノはなかなか楽しめる。分裂君自体は、日はこんなふうにならないだろうな、と思いつつ、ウィンプな人々がどんなふうに反応するか探りを入れようと書いたのだろう。なかなか人が悪い。 たしかに、マッチョ主義は大変そうだけど、実はなんていうことはない、アメリカがそんな社会なのだ。もちろん、アメリカには、キリスト教的なセーフティネットがあることは忘れてはならない。(向こうでは、寄付やボランティア活動はごく普通に生活に溶け込んでいる) あともうひとつ。中国がそんな国だ。この国に

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