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ブックマーク / peer2peer.blog.fc2.com (19)

  • なんと!インターネット上の上りトラフィックの「61%」がP2P | P2Pとかその辺のお話

    以下の文章は、TorrentFreakの「‘Shocking’ 61% of all Upstream Internet Traffic is P2P」という記事を翻訳したものである。 原典:TorrentFreak 原題:‘Shocking’ 61% of all Upstream Internet Traffic is P2P 著者:Ernesto 日付:October 21, 2008 ライセンス:CC by-sa ComcastがBitTorrentユーザの帯域抑制を行った際に用いてたハードウェアを製造していることでもっともよく知られるSandvineは日、インターネットトラフィックトレンドレポートをリリースした。レポートでは、平均して、P2Pトラフィックがアップストリームトラフィックの半分以上を占めることが示されている。ただ、おおよそこうしたレポートというのは彼らの帯域制御製品

  • 前衛音楽家、33秒の曲に70,200曲を引用、利用申請のため70,200部の書類を権利団体に提出 | P2Pとかその辺のお話

    以下の文章は、P2P Blogの「Musician mashes up 70,200 songs, delivers lists to rights holders by the truck load」という記事を翻訳したものである。 原典:P2P Blog 原題:Musician mashes up 70,200 songs, delivers lists to rights holders by the truck load 著者:Janko Roettgers 日付:August 21, 2008 ライセンス:CC by-nc-sa ドイツの前衛的音楽家Johannes Kreidlerは、ほんの33秒の間に、70,200曲もの他音楽作品からの引用を含む楽曲を作曲した。私は彼を前衛的(アバンギャルド)といったよね?いずれにしても、彼はよき市民であろうとしており、きちんとドイツ音楽権利

  • The Pirate Bay:検死写真Torrentが"言論の自由"議論を引き起こす | P2Pとかその辺のお話

    以下の文章は、P2P Blogの「Autopsy photos on The Pirate Bay cause free speech debate in Sweden」という文章を翻訳したものである。 原典:P2P Blog 原題:Autopsy photos on The Pirate Bay cause free speech debate in Sweden 著者:Janko Roettgers 日付:September 08, 2008 ライセンス:CC by-nc-sa 2人の殺害された幼児の検視写真を特徴とするtorrentが、ここ数日スウェーデンでちょっとした物議を引き起こしている。この議論の中心となっているのは、今年初めにスウェーデンのヘッドラインを賑わせた殺人事件である。この事件は、その残忍性ゆえに、そして当初子供たちの父親が不当に批判され、逮捕されたゆえに注目を集めた

  • 「iTunesが私の著作権を侵害している!」:怒れるアーティスト、最新アルバムをBitTorrentで無料配信 | P2Pとかその辺のお話

    Flashbulb、別名Benn Jordanというミュージシャンは、Appleに対して怒りをあらわにしている。彼は、自身の最新アルバムが無断でiTunes似て販売され、そして彼の手元には1セントすら入ってきていないという。彼はその怒りをBitTorrentで彼の最新のアルバムをリリースするという方法で発散させることにしたようだ。しかし、彼はこれを無料の配布と考えているわけではなく、あくまでも、気に入ったら購入して欲しい、というプロモーションなのだという。これをきっかけに、彼は既存の音楽ビジネスのあり方、アーティストとしてのあり方、彼自身のBitTorrentサイトの利用、海賊行為について、彼の考えを述べているよというお話。 原典:TorrentFreak 原題:Pirated by iTunes, Artist Turns to BitTorrent 著者:Enigmax 日付:Febr

  • 『世界の1/3のPCにLimeWireがインストールされている』は間違い | P2Pとかその辺のお話

    前回のエントリでも予告したけれども、Digital Music Newsの報じた『世界中のPCの3分の1にLimeWireがインストールされている』というのは誤りだよ、というお話。実際にLimeWireが占める割合は18%弱であり、3割を超えているとされるのはP2Pアプリケーション全体に占める割合であるようだ。実際、レポートもとのDigital Music NewsはTorrentFreakに対して、その誤りを認め、訂正を行うと応えているものの、依然として修正は行われていない模様。 原典:TorrentFreak 原題:LimeWire Not as Popular as Recent Reports Suggest 著者:Ernesto 日付:December 28, 2007 URL:http://torrentfreak.com/limewire-not-as-popular-071

  • Tips:なぜLimeWireで情報漏洩してしまうのか | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 取り立ててネットエージェントに恨みがあるわけでもないのだけれど、やはり対策サービスを出してくるたびに引っかかるところがあるので、今回もまた突っ込むよというお話。ITmediaによると、今月17日、ネットエージェントは、「LimeWire/Cabos」における情報漏洩に対応した対策サービスの開始を発表したとのこと。ネットワーク全体をクロールし、漏洩した当該のファイルを「いつ、だれが、どの情報を」入手したのかが判断できると。まぁ、LimeWireやCabosというよりは、Gnutellaネットワークにおけるクロールによってそれを可能にするようだ。 海外では、LimeWireによる情報漏洩は国家安全保障上の脅威だ、といわれるくらいに問題に

  • 日本で最も人気のP2Pファイル共有ネットワークはWinnyじゃない | P2Pとかその辺のお話

    まぁ、答えから言うとGnutellaなのよね。これまでの調査でも気になっていたんだけど、何故かACCS/RIAJ/JIMCAの調査結果では、BitTorrentはプロトコルで纏めているのに、Gnutellaに関してはLimeWireとCabosというようにクライアントで分けている。LimeWireもCabosもどちらもGnutellaサーバントなわけで(確かにLimeWireがBitTorrentに対応してはいるけれど、実際に利用している人はほとんどいないわけで)、分ける必要があるのかと思ったりもするけど。 原典:ACCS ニュースリリース 原題:ファイル交換ソフトの利用に関する調査 著者:社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会/ 社団法人 日レコード協会 / 日国際映画著作権協会 日付:2007/12/21 URL:http://www2.accsjp.or.jp/news/p

  • P2Pとかその辺のお話 ニコニコ動画がなくなれば、アニメ産業の未来は明るくなるのか

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 以前に「アニメ制作者がネットラジオでニ○○○動画を痛烈に批判」なんて記事で大きな反響を呼んだアニメプロデューサーによるニコニコ動画批判について、私なりに考えてみるよというお話。確かにニコニコ動画上では数多くの著作権侵害がなされており、その問題は何とかしなければならないと思う。ただ、闇雲にニコニコ動画なりYouTubeから違法にアップロードされたコンテンツを削除するだけで産業としての利益に繋がるのか、ということを考えたい。もちろん、削除するのは当然だし、一向に構わない。少なくともここでは、ニコニコ動画にアップロードされることで利益が生じる、といいたいのではない。ただ削除するだけでバラ色の未来が待っているわけではないんじゃないの?という

  • 無料ダウンロードされたほうが利益は上がる、というケースを考えるために | P2Pとかその辺のお話

    無料ダウンロードというと、違法P2Pファイル共有を彷彿とさせてしまうためか、その言葉に嫌悪感を覚えてしまう人もいるかもしれない。そんなものは著作権者の利益を損ねるだけで、損失以外の何者でもないと考える人もいるだろう。ただ、私はそうは思わない。そのような手法は、適切に用いることで、著作権者側に利益を与える可能性も秘めているとも思えるのだ。もちろん、そこで重要なことは『適切に』ということ。何から何まで『無分別に』ダウンロードできることが利益を生み出す、などというつもりはない。無料でダウンロードできることが『すべからく』損害を与えるものだというつもりもない。とりあえず、今回はその辺のことについて、音楽の無料ダウンロードの提供を題材に考えてみるよというお話。私自身、この話題について煮詰まっていないので、かなりカオスな内容となってしまった。考え方のエッセンスとして考えていただければこれ幸い。 「違法

  • 9歳のファイル共有ユーザの女の子から見たファイル共有、コピー、DRM | P2Pとかその辺のお話

    TorretFreakがどういう経緯かはわからないけど、9歳のファイル共有ユーザの女の子に対して、現状のインタビューを行っているよというお話。それほど深く考えずに、へぇ~なるほどねぇ、という感じで読んだほうがいいかも。深読みしすぎるのもアレだしね。 原典:TorrentFreak 原題:Inside the Mind of a 9 Year Old File-Sharer 著者:enigmax 日付:October 21, 2007 URL:http://torrentfreak.com/inside-the-mind-of-a-9-year-old- file-sharer-071021/ ほとんどの人が、多くのファイル共有ユーザがティーンエイジャーやヤングアダルトであり、割合の大半を占めているということを知っているだろう。しかし、当の子供-10歳にも満たない-であればどうだろうか?T

    westerndog
    westerndog 2007/10/25
    「もし法律違反なら、どうしてインターネットに音楽があって、mp3プレイヤーが開発されたの?」
  • 「YouTubeを視聴しただけで違法」は誤解・・・には思えない現状の曖昧さ | P2Pとかその辺のお話

    大富豪にはローカルルールというのがあって、地域地域で通用するルール、通用しないルールがある。しばしば、いろんな地域の人たちと大富豪をすると、そのローカルルールでもめるときがある。大富豪では一般的にジョーカーが最強のカードになるのだが、ローカルルールによってはジョーカーに対してはスペードの3が勝つというものがあるのだそうだ。もちろん、最初にルールを決めておけばもめることはないのだが、中にはそれをローカルルールだと考えていない人もいるので、まぁ、もめるもめる。日常的なお遊びの場面でもめる程度であれば、最悪の事態となったとしても、当事者間の関係が崩壊する程度で済むのだけれどね(まぁ、これしきのことで崩壊するのも考え物だが)。ただ、それが裁判で白黒つけようや、となると話は異なってくる。まぁ、くだらないたとえ話だけれども、個人的にはそんな印象。とりあえずはその辺のお話から。 「YouTubeを視聴し

  • ダウンロード違法化問題:著作権がインターネットを検閲する | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 文化庁・文化審議会の著作権分科会・私的録音録画小委員会が、同委員会の津田大介委員の指摘していたように、違法にアップロードされた著作物のダウンロードを「違法化」する方向で著作権法を改正する意見が大勢となったとする中間報告案をまとめたようだ。asahi.comによれば週明けにも公表されるとのこと。この記事では、あたかも法改正が規定路線であるかのように書かれているところが鼻につくが、それでもその流れが確実に現実に近づいていることは間違いないだろう(この手の記事がそれを後押しする部分もあるのだけどねぇ・・・問題点がいっぱいあるんだから、そこをもっと指摘しろよと思うわけで)。以前のエントリでこの法改正がいかにクソッタレであるかをいろいろな側面

  • 違法コピーのダウンロード違法化の流れに「クソッタレ」と言ってみる | P2Pとかその辺のお話

    さて、音楽配信メモにもあるように、違法コピーのダウンロードを私的複製の外に置き、これを違法化する動きが固まりつつあるようで、当ブログとしては反発せざるを得ない状況にあるといえる。来であれば、馬鹿馬鹿しい、とか、クソッタレの一言で済まされてしまいそうな話なのだけれども、どうもこれを議論する権利者サイドの人達にはそういう感覚はないようで、きちんと反論しないといけないね、というお話。タイトルは非常にお下品ではございますが、一言で言い表すとしたら、それ以外になかったもので。ちょっと長めのエントリになってしまいましたが、最後まで読んでいただければ幸いです。 ●著作権法30条を改正。ネット上に上がってる違法な著作物(着うたやらMP3やら動画やらP2Pやら)をユーザーがダウンロードすることを「犯罪」にする (中略) 実効性の話でいうと「違法著作物を“情を知って”ダウンロードする場合」という条件が付く。

  • 私的録音録画補償金とDRMと音楽産業と | P2Pとかその辺のお話

    以前に書いた「私的録音録画補償金:「制度で決められているから正しいのだ」という意見と「その制度は正しいのか?」という疑問と 」というエントリの続きです。 さて、前回のエントリの要約、というか私が主張したかったこととしては、私的録音録画によって損害は生じ得ない、にもかかわらず、それは制度として確立してしまったがゆえに、「利益」を生んでいることが、業界団体を強情なまでに補償金ありきの議論を行わせているという状況を生み出している、というところ。 で、最近の議論を見てみるとこんな感じ。まぁ、紹介しなくても見ている人のほうが多そうだけど一応ね。 補償金はDRM強化よりまし?- 私的録音録画小委員会で議論 (ITmedia) 「ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足 (音楽配信メモ) 【補償金】Q.2 補償金とDRMの究極

  • 『P2Pファイル共有』から利益を上げることはできるか | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 P2Pファイル共有を利用するユーザは数多く存在することは周知の通り。しかし、その大半は違法ファイル共有を行うためにそれを利用している。確かに違法である以上、抑制されなければならないのだけれども、それでもそのための有効な手段が見つからないでいる状況でもある。数多くのユーザがいる、そしてそのユーザアクティビティは非常に活発である、さらにそれはとどまるところを知らない、となれば、例え違法な活動が大半を占めていたとしても、それを有効に利用しないという手は無い。つまり、P2Pファイル共有から利益を上げるということである(もちろん、最終的には抑制されるべきだけれどもね)。 しかし、それは違法ファイル共有の抑制と同じように成功したアプローチという

  • インターネットラジオ:RIAA、管理委託されていない楽曲からも著作権料を徴収、非会員には未払い | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 インターネットラジオからの著作権料を徴収、分配する著作権管理団体SoundExchange(母体はRIAA)のポリシーによると、団体に加盟していない非会員の楽曲のインターネットラジオでの著作権料まで徴収するつもりらしいよというお話。最近では著作権料の値上げ騒動が問題になっていたが、実際このような著作権料の徴収の仕方に問題があることは、それほど取り沙汰されることもなかったが、このような行為が実際に行われているとすれば由々しき問題である。権利の委託がなされていない著作物からの著作権料を徴収し、その権利者からの申請がなければ支払わない、という不当な徴収、分配が行われているのであれば、これこそ著作権侵害といわれるべきものであると思うのだけれ

  • P2Pとかその辺のお話 FoxTorrent、ついに公式リリース:FireFoxでTorrentをダウンロード可能に

    FireFoxのBitTorrent拡張として話題を集めていたFoxTorrentがついにリリースされたよというお話。以前には、FoxTorrent関係者が余計なことまでTorrentFreakにリークしてしまったり、開発元のRedSwooshがAkamaiに買収されたりと、FoxTorrent以外のことで話題にもなっていたが、ようやく来の「FireFox初のBitTorrentアドオン」として評価されることになる。これまでに紹介したBitFoxやFireStormといったBitTorrentアドオンも今のところはクローズドだしね。とりあえず、背景はともかくとして、実際に使ってみることにする。 まぁ、FireFoxのアドオンなので、インストールは非常に簡単だ。FoxTorrentのサイトに行き、ダウンロードボタンを押して、FireFoxを再起動するだけ。それだけでOK。しかも、わずらわし

  • 「利己的なシステム」と「利己的なユーザ」:ダウンロード/アップロードの独立性・依存性を考える | P2Pとかその辺のお話

    P2Pは究極的にはWebに収束するんじゃないかと P2Pソフト=アップロード機能+ダウンロード機能 上記の2つの記事を読んで思ったことをつらつらと書いてみます。 利己的なシステムというのも、なんだか間の抜けた感じですが、個人的にはWinnyやBitTorrentの設計思想というのは、システムにとって非常に利己的に作られていると思うのです。そしてそこに参加するユーザも、コストを最小にし、ベネフィットを最大にしようとする利己的な存在でもあります。という個人的な思いから、ダウンロード機能とアップロード機能の分離について考えてみます。もちろん、私の考えうるところとしては、P2Pファイル共有に限定されるわけですが。 利己的なシステム 利己的なシステムなどと言っても、利他的なシステムなんてあるのか、といわれれば、はて?といった感じですが、その利己性が何をさしているかというと、システムを維持し続けるため

  • RIAA、Allofmp3に200兆円の損害賠償を求める | P2Pとかその辺のお話

    P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 先ほどのエントリでも少し書きましたが、こちらでもうちょっと掘り下げたいと思います。先日のRIAAによるAllofmp3に対する訴訟では、1曲につき150,000ドルの損害が出たとして、総額1兆6,500億ドルの賠償を求めているよというお話。Alofmp3の言い分としては、ROMSという著作権使用料徴収団体にちゃんと支払っているのだから、未払いがあるのであれば、そのROMSに直接あたって欲しいというもの。RIAAの言い分は、その団体を含めてロシアからの使用料は1セントたりとも支払われてはいない、というもの。普通に考えれば、ROMSという団体を訴えればよいと思うのだけど・・・。 原典:Slyck,com 原題:AllofMP3.com

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