プロ野球の巨人は8日、昨年秋に同球団の3選手が野球賭博に関わり無期失格処分を受けた問題で、新たに高木京介投手(26)も関与していたと発表した。これを受け、渡辺恒雄・最高顧問、白石興二郎オーナー、桃井恒和会長の球団幹部3人が引責辞任することも発表した。高木投手は八百長については「やっていない」と話しているという。 球団は高木投手を8日付で謹慎処分とした。近くプロ野球を統括する日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーに告発し、NPBの調査委員会の報告を待って、球団が正式に処分を下す方針だ。 球団によると、高木投手は2014年4月下旬、野球賭博への関与で昨年解雇された笠原将生・元投手から野球賭博を持ちかけられ、14年5月上旬まで3、4回、8~9試合を対象に賭けを行った。1試合に10万~15万円を賭け、総額で50万~60万円負けたため、以降は野球を対象にした賭けはやめたという。高木投手は「笠