人混み、交通渋滞、騒音、ゴミの散乱から、はたまた神社を乱雑に参拝したり執拗に舞妓を追いかけ回したりなどの迷惑行為まで…毎日のように日本のオーバーツーリズムがメディアやSNSで話題になっている。 この問題はアメリカにも届いており、米主要紙も記事として取り上げている。 10日付のニューヨークタイムズは「Japan Likes Tourists, Just Not This Many(日本は観光客が好き。これほど多すぎなければ)」と、4面全ページを使って大きく報じた。 「もはや在りし日の京都ではない。ここはテーマパークではない」(地元の人の声) 記事はこのように説明している。 「日本は長年、海外からの旅行者を丁寧に扱ってきた。しかしこれまで観光客がいなかった場所にも多くの人々が殺到するにつれ、住民の中には不満を抱く人も出てきた」 京都の私有地を勝手に歩く人や執拗に舞妓を追いかけ撮影するパパラッチ