2019年7月31日のブックマーク (2件)

  • マンハッタンの哀愁〜都会の孤独とマル・ウォルドロンの「オール・アローン」

    『マンハッタンの哀愁』(Trois chambres à Manhattan/1965) ルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』を初めて観た時、衝撃というよりは全編に漂うそのムードに完全にやられてしまった。モノクロフィルムにとらえられたパリの街並み、夜を彷徨う男と女の姿、マイルスのトランペット……すべてが混ざり合ったそのムードがどこまでも心地良かった。 これまでTAP the SCENEで取り上げた映画の中には、実はそんなムードを重視した作品がたくさんある。練られたストーリー、映像の凄さ、俳優の存在感で魅了するだけが映画ではないのだ。 今回の『マンハッタンの哀愁』(Trois chambres à Manhattan/1965)もそんな作品の一つ。フランス映画の巨匠マルセル・カルネがマンハッタンの街を舞台に喪失感に包まれた男と女を静かに描いていく。そこには煙草と酒、モダンジャズといった夜

    マンハッタンの哀愁〜都会の孤独とマル・ウォルドロンの「オール・アローン」
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    wfwf 2019/07/31
  • ヘヴィメタルの閃光④〜スコーピオンズ/ヨーロッパほか

    ★ダウンロード/ストリーミング時代の色彩別アルバムガイド 「TAP the COLOR」連載第374回〜BLUE〜 1970年代後半〜80年代前半、イギリスで起こったNWOBHM(New Wave Of British Heavy Metal)をきっかけに世界へ広まった「ヘヴィメタル」。その後、70年代から活躍するハードロックバンドに加え、LAメタル、スラッシュ・メタル、ネオ・クラシカル・メタルなど様々なジャンルが確立。MTVや音楽雑誌を通じて数々の人気バンドやギターヒーローが誕生した。90年代のグランジ/オルタナ時代には時代遅れの対象にされるものの、ゼロ年代からは世代交代を経てシーンが再燃・活性化。音楽に限らず、映画やコミックやデザインなどポップカルチャーに与えた影響は計り知れない。アルバムジャケットに刻まれたバンドのロゴデザインにも注目してほしい。 あなたの好きな色は?〜TAP the

    ヘヴィメタルの閃光④〜スコーピオンズ/ヨーロッパほか
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    wfwf 2019/07/31