横断歩道を歩いて横断中、直進してきたバイクと衝突し、首の骨を折る重傷を負った41歳の男性が、逆に書類送検された。なぜか――。 目撃者あり 事故は2019年1月16日深夜、静岡市内の交差点で発生した。歩行者の男性と衝突したバイクは転倒し、運転していた47歳の男性が死亡した。歩行者の男性は酒に酔っており、事故に対する詳細な記憶がなかった。 しかし、現場周辺にいた通行人ら複数の目撃者の証言から、バイクの対面信号は青であり、歩行者の男性が赤信号を無視していたばかりか、バイクに気づいたのに回避措置をとっていなかったことが判明した。 それでも、道路交通法は、横断歩道に近づいたドライバーに対し、横断する歩行者がいないか確認のうえで、現に横断し、あるいは横断しようとしているときは、横断歩道の手前で一時停止しなければならないとしている。横断歩道は「歩行者優先」だからだ。 そこで警察は、バイク側にも前方不注視
![事故で「交通弱者」の歩行者が書類送検 異例の判断が下された理由(前田恒彦) - エキスパート - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/30fe40ee79a194e5a7e7a73468598ed72cf682b0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Fiwiz-yn%2Frpr%2Fmaedatsunehiko%2F00129877%2Ftop_image.jpeg%3Fexp%3D10800)