キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)は、新たなパッケージ開発の一環として、現状の缶よりも、プルタブへの指かかりをよくし、小さな力で開缶できる「かんたん缶」を開発しました。今後は、7月上旬製造品から「淡麗グリーンラベル」を「かんたん缶」に切り替え、順次市場に展開していきます。 当社のパッケージング研究所(所長 箕浦直哉)では、お客様からの「もっと開けやすい缶がほしい」という声に応え、開缶性を改善した缶の開発に取り組みました。 今回は、まず「缶の開け方」に着目し、約250人に「缶の開け方」に関する調査を実施しました。その結果、開缶方法には大別して「人さし指」「親指」「中指」「人さし指と中指」「横開け」と5通りも存在し、若年男性では「人さし指」での開缶が約8割を占める一方、女性や高齢者では様々な開け方をしていることがわかりました。このことから“どの指でも開けやすい”という点にこだわって