加藤氏後継に三女指名、支援の声強く 多方面に世襲批判 2013年04月26日 08:51 集会後、支持者と握手を交わす加藤紘一氏(右から2人目)と三女鮎子氏=鶴岡市 (クリックで拡大表示します) 鶴岡市のグランドエル・サンで25日開いた後援会の「感謝の会」で、政界引退を明言し、後継者として、三女鮎子氏(34)を指名した加藤紘一元衆院議員(73)。支持者らは「加藤家のDNA」と持ち上げ、精三氏から三代にわたっての支援を固く誓う声が強い。一方で、別の人物の擁立を目指す動きもあり、世襲批判も聞かれた。 鮎子氏は集会の席上、「(父親が)40年支えてもらったものを私は引き継いでいきたい。この地域から立派な政治家になる」と決意を語った。会場からは「頑張れ」「応援する」との掛け声が飛んだ。 支持者の多くは「仕方ない」と口にする。鶴岡市内の60代の女性は「やる気があるし地元のために頑張ってくれれば応援