宮本氏(右)は野球の硬球を、江本氏はサッカーボールを手にポーズ。サンケイスポーツ専属評論家2人による夢の対談が実現した(撮影・小倉元司)(写真:サンケイスポーツ) 江本孟紀氏(66)によるビッグ対談。今回はサッカー元日本代表DFで主将の宮本恒靖氏(36)=ともにサンケイスポーツ専属評論家=です。昨年、日本人の元プロ選手では初めて、国際サッカー連盟(FIFA)の大学院修士課程『FIFAマスター』を修了した“ツネさま”。エモやんが第2の人生に迫るとともに、先輩解説者として、あれこれつついてくれました。 江本 「現役引退は2011年の暮れですよね。僕も同じく34歳で引退。もう少し、やれそうな気もしたでしょうに、その先の道への決断をしたんですね」 宮本 「20歳くらいのとき、当時のG大阪監督、フランス人のアントネッティさんから『将来、監督をやったらどうだ』と言われて、24歳から(日本協会の)指