元日本代表監督の岡田武史氏(58)が、四国リーグのFC今治の株式を取得し、自ら経営に乗り出すことが明らかになった。近く正式発表されるが、同クラブは将来Jリーグ昇格を視野に入れており、世界を知る岡田氏が今度は経営者として手腕を発揮する。 今季四国リーグで3位に終わったFC今治は、将来のJリーグ昇格を視野に、運営会社「(株)今治夢スポーツ」をリニューアルすることを決定。岡田氏は1000万円近く出資して株式の51%を取得し、経営権を手にすることになった。役職は未定だが、岡田氏自身が役員になるという。周囲に「1年間の3分の1は、今治にいるつもりだ」と話しており、本腰を入れてクラブ経営を行う。現在、同クラブのスポンサーの「ありがとうサービス」社長で、岡田氏と早大同期の井本雅之社長も株主となり、岡田氏をサポートする。 岡田氏は98年W杯フランス大会と10年W杯南アフリカ大会で日本代表を指揮したほか、J