サッカー女子・なでしこリーグ、岡山湯郷ベルの10人近い選手が、今季開幕(3月下旬予定)を前に退団する見通しであることが18日、分かった。チームは開幕に向けて19日に練習を開始する予定だが、メンバーは11人に満たない非常事態となりそうだ。 既にGK池ケ谷夏美(23)とMF横山久美(20)の移籍が決まっており、さらに移籍や引退選手が出る模様だ。その中には複数のレギュラークラスが含まれているとみられる。今後、移籍などで何人かを獲得し、開幕までに11人以上はそろえられる見込みというが、戦力ダウンは必至。2年連続リーグ3位となり、今季こそ悲願の日本一が期待されたが、一転して窮地に立たされた。 湯郷ベルは、過去にも10人前後の大量退団はあったが、その分を大学、高校の新卒者を中心に補ってきた。ただ、ここ数年は思うように補強できておらず、2010年以降に新加入した選手もほとんどが退団。チームになじめないま