私はかれこれ10年ほどゲーム業界で働いてきました。 そして、働き始める前もゲーム漬けの日々を送ってきました。 その歴史は物心を付いたときから数えて25年近くになります。 この四半世紀のゲーム機の進歩はすさまじいものがありました。 しかし現在、ゲーム専用機は存続の危機に立たされています。 しばらく連載形式で、家庭用ゲーム機の未来について私の思うところを投稿しようと思います。 今回は、これまでのゲーム市場を振り返ってみようと思います。 デジタルゲームの一般化 この時代は私は直接触れてこなかった時代です。 代表的なタイトルはインベーダーゲームで、テーブルにブラウン管テレビが収まったテーブル筐体という形で、業務用ハードの歴史が動き始めます。 喫茶店などで遊ぶことができ、これまでインタラクティブな映像遊びに触れてこなかった人たちを虜にしていったと聞きます。 スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク