桜祭りの開会式で歌うジェロさん=28日午後、ワシントンの国立建築博物館、勝田敏彦撮影 米ペンシルベニア州出身の演歌歌手ジェロさん(27)が28日、ワシントンで桜の季節に毎年開かれる日米親善行事・桜祭りの開会式に招かれ、持ち歌3曲を披露した。 日本人顔負けの日本語で歌も語りもこなすジェロさんだが、この日の聴衆の多くは米国人。2曲目の「えいさ」の題について「意味はイッツ・オーケーってとこです」などと英語で解説した。 続いて藤崎一郎・駐米大使が「ジェロさんが英語もしゃべれるとは驚きだ」とユーモアたっぷりにあいさつ。会場の約千人の笑いを誘った。