HALO: Reachのエンディングロールが全て流れ終わった後、居ても立ってもいられなくなって、押し入れからHALOの一作目を引っ張り出し、それをReachのディスクと入れ替えに360本体に押し込んでいた。同じ気持ちになった人も多かった筈だ。 俺ことスパルタン・ノーブルシックスがバトンを託した物語の続き。 コルタナとスパルタン最後の生き残りを乗せた戦艦オータムは、あの宇宙に浮かぶ指輪のような環状惑星ヘイローへと向かう。 もっとも8年前、初めてこの一作目のイントロダクションに立ち会ったときは、ここに至るまでの重たい歴史や展開など知る由もなかった。まぁ当たり前のことだけど。 この栄えある初代HALOが発売された当時、日本国内でのXBOXはタマ不足に喘いでいた。 期待していた海外ゲームは、せいぜいEAのスポーツもの程度。後は斬・歌舞伎だの、マジデスファイトだの、メタルダンジョンだの、ドリキャス市
やる前は、「HALOは今までにたらふく食ったし、さすがに今回は無理してやることも無いかなあ」なんて思ったりもしていたけど、いざキャンペーンを終えてみれば、流れるスタッフロールに心の中で拍手しつつ「ありがとう」と言っていた。こんな気分にさせてくれるゲームも久しぶりだ。 このReachに対する充足感も勿論だけど、その上に8年越しにも及ぶこのシリーズとの長い付き合い。そしてそれが一つの区切りをつけたことなどが相まって、何とも言えない深い感慨に包まれた。 先代から始まったXBOXとの付き合いは、言わばHALOとの付き合いであった。 ”黒船”という異名とは裏腹に、しょっぱい国産ゲームしか出ていなかった旧XBOXの初期に、鮮烈に登場したビッグタイトル。 それは世界規模に於いても、今まで見なかった”家庭用機初のFPS大作”として、特別な意味を孕んでいた。 HALOが出るまで、我々は家庭用機のコントローラ
いわゆる”クソゲー”と呼ばれるものを、みんなで寄ってたかって面白おかしく囃し立てるムーブメントがいつ頃始まったのだろうか。 はっきりしたことは言えないけれど、オイラの知る限りでは、BEEP!メガドライブの読者レース辺りがその起源のような気がする。 この読者レースは、後にセガサターンマガジンにも受け継がれ、デスクリムゾンとかスタンバイSay You!とか大冒険のようなソフトを表舞台に送り出すなんて、余計な業績を残したりしたものだ。。 ただ、この読者レースや、その後のクソゲー本の類は、「そのゲームを遊びもしない人間が、ただ付和雷同して囃し立てる」という弊害を生んだりもした。 この弊害的な部分は、動画投稿サイトの成長と相まって、最近とみに酷くなっているように思える。 ネット界隈で囃し立てている人間のうち、一体どれだけが大奥記やジャンラインやメジャーを実際に遊んだのだろうか。 そんなお祭り的な流れ
”ゲーム史上もっとも使いにくかったコントローラーは?” そんな海外サイトアンケートの翻訳が、IT mediaに掲載されているが、そのアンケート内容に対するツッコミとして、初代XBOXコントローラーが上げ釣られているのには、「ちょっと待ったぁ!おまえ、そのコントローラー、ろくすっぽ使い倒したことねえだろ、こらぁ!」と思わず声を上げてしまった。 今のXBOX360コントローラーは、それこそ芸術品のような完成度を誇っているが、そのプロトタイプとなったのは、まぎれもなく初代XBOXコントローラー。 あの完璧なレスポンスの左右スティック。そして絶妙なストローク感の左右トリガー。いずれも初代XBOXコンに備わっていたものだ。 360コンを芸術品たらしめている諸要素は、既に初代XBOXコンで確立されていたのだ。 試行錯誤の過程からか、勿論初代コンには欠点も多い。ドリキャスのコントローラーを真に受けてしま
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