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  • 早慶の合格者、4人に3人が東京圏出身 私大でも受験格差拡大 | 毎日新聞

    国内最難関の私立大学とされる早稲田大と慶応大の合格者に占める東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校出身者の割合が2009~24年度の15年間でいずれも6割強から7割半ばへと増加したことが、毎日新聞の集計で明らかになった。国立の旧帝国7大学で東京圏の合格者数が増えたことが判明しているが、難関私大でも同様に格差が広がっている状況が浮かんだ。 サンデー毎日や教育専門通信社「大学通信」が毎年実施する高校への調査などを基に分析。大学入学共通テストの前身・大学入試センター試験が始まった1990年度から24年度入試(24年4月入学)までの合格者数をまとめ、地域ごとの変化をたどった。対象となる合格者は学校推薦型選抜・総合型選抜を除く一般選抜方式だが、13年度までの早大については推薦なども含む。 総合格者数(併願による重複含む)は早大が12年度の2万2192人をピークに減少傾向にあり、近年は1万5000人

    早慶の合格者、4人に3人が東京圏出身 私大でも受験格差拡大 | 毎日新聞
  • 「石丸新党」結成へ 石丸伸二氏、25年の東京都議選に向け表明 | 毎日新聞

    インタビューに答える石丸伸二・前広島県安芸高田市長=東京都千代田区の毎日新聞東京社で2024年9月12日、尾籠章裕撮影 7月の東京都知事選で政党の支援を受けずに躍進した石丸伸二・前広島県安芸高田市長は12日夜、自身のユーチューブ番組で、2025年夏の都議選に向け地域政党を結成する考えを表明した。「東京都議選に向けて地域政党を作ろうと思います。都議になろうという方は準備を始めてください」と述べ、候補者を募る考えを示した。 石丸氏は都知事選で、小池百合子知事と蓮舫・元立憲民主党参院議員の一騎打ちという予想を覆し、約166万票を得て2位に躍り出た。SNS(ネット交流サービス)を駆使して支持を広げた手法は「石丸現象」と呼ばれた。 毎日新聞の9月のインタビューでは「(自治体の)首長の方が自分のタイプには向いている」と述べた。次の都知事選に向け、都議選で賛同者を増やす戦略があるかを問われた際には「ア

    「石丸新党」結成へ 石丸伸二氏、25年の東京都議選に向け表明 | 毎日新聞
  • 「ありがた迷惑な話だ」 萩生田氏、2000万円の交付確認 | 毎日新聞

    自民党派閥裏金事件を受け、衆院選で非公認となった萩生田光一元政調会長は24日、自身が代表を務める自民党東京都第24選挙区支部に政党交付金2000万円が交付されたことを確認したと明らかにした。「ありがた迷惑な話だ」と党執行部の対応を疑問視。翌25日には、党部に返金したと報告した。 萩生田氏は24日、自身のX(ツイッター)に投稿した動画で、報道があった後に確認し、振り込みがあったことを知ったと説明。「当然、今回の選挙費用として全く使用していない」と語った。また、「私は無所属候補であって、自民党のマニフェストさえ届いていない。党勢拡大の何に一体使用できるのか、非常に分かりにくく、誤解を招くものだ」と指摘し、「率直に申し上げて、選挙直前の非公認の基準、そして今回の交付に関する執行部の対応は首をかしげざるを得ない。突然、このような資金を振り込まれても、正直、ありがた迷惑な話だ」と述べた。【遠藤修平

    「ありがた迷惑な話だ」 萩生田氏、2000万円の交付確認 | 毎日新聞
  • 自民、非公認候補の支部に助成金2000万円 「活動費」と説明 | 毎日新聞

    共産党の機関紙「しんぶん赤旗」が23日の朝刊で、自民党が派閥の政治資金パーティー裏金事件で非公認となった候補が代表を務める党支部にも、党部から政党助成金2000万円を振り込んだと報じた。党幹部は23日、毎日新聞などの取材に「支部の活動費だ」と述べ、支払いを認めた。 赤旗によると、党は9日付で、森山裕幹事長から支部会計責任者あてに「支部政党交付金支給通知書」を送付。通知書には、政党助成金から2000万円の支部政党交付金を支給すると記載し、振込日は10日としていた。非公認候補の支部には、13日付で2000万円を党勢拡大のための活動費として振り込むとの内容の文書が届いたという。

    自民、非公認候補の支部に助成金2000万円 「活動費」と説明 | 毎日新聞
  • 「オタクを名乗らないで」 石破首相へ、鉄道ファンからの注文 | 毎日新聞

    鉄道模型(カラマツトレイン提供)を手に笑顔の石破茂氏=東京都千代田区で2013年12月4日、須賀川理撮影 政界屈指の鉄道好きとして知られる石破茂首相(67)。筋金入りの鉄道ファンに、その姿はどう見えているのだろう。 「鉄道オタク」として、そして政治家としての石破首相に期待するもの、気がかりなことはあるのか。27日投開票の衆院選を前に考えた。【中嶋真希】 <主な内容> ・鉄オタとしては「ペーペー」 ・職権乱用しちゃダメ ・オタクオタクを苦しめる? ・鉄道から経済は生まれる 鉄オタとしては「ペーペー」 エレベーターの扉が開くと、そこは別世界だ。 列車の目的地を掲示する「行き先板」や、大量の切符、模型など、鉄道に関するグッズが所狭しと並ぶ。 ここは、JR神田駅前のビル4階にある鉄道グッズ店「カラマツトレイン神田駅前店」(東京都千代田区)。 「在庫は、全国で200万点ありますよ」と、浅香政晴さん

    「オタクを名乗らないで」 石破首相へ、鉄道ファンからの注文 | 毎日新聞
  • 理系研究者8人に1人が雇い止め 無給で仕事、あっさり解雇の惨状 | 毎日新聞

    理化学研究所の雇い止めに抗議する労働組合の組合員ら=埼玉県和光市広沢2で2023年3月29日午後、山崎恵利花撮影 大学や研究機関で長期間研究したのに10年を前に雇い止めされる――。学術団体が理系の研究者2465人にアンケート調査したところ、およそ8人に1人がこのような事態に直面していた。一定の期間を空けると通算契約期間がリセットされる「クーリング」を強いられた研究者が周囲にいたと証言する人も3割近くに上った。雇い止めやクーリングで研究現場での無期転換ルールが骨抜きにされている実態が浮き彫りになった。 2013年に施行した改正労働契約法では、一般の労働者について有期雇用の通算契約年数が5年を超えると無期雇用への転換を申し込め、雇用主は拒否できないと定めている。研究者については、研究活動が長期に及ぶため、5年ではなく特例で10年に設定され、23年4月に節目の10年を迎えた。 アンケート調査は、

    理系研究者8人に1人が雇い止め 無給で仕事、あっさり解雇の惨状 | 毎日新聞
  • 安倍昭恵氏、萩生田氏の支援呼びかけ 裏金で非公認 衆院選 | 毎日新聞

    故安倍晋三元首相の昭恵さんが16日、衆院選東京24区(東京都八王子市の一部)に無所属で立候補した萩生田光一氏(61)の応援で八王子市を訪れた。 萩生田氏は安倍元首相の最側近だったことで知られる。この日、萩生田氏の後援会女性部主催の総決起大会が市内で開かれ、昭恵さんはそのゲストに招かれた。萩生田氏も出席した。

    安倍昭恵氏、萩生田氏の支援呼びかけ 裏金で非公認 衆院選 | 毎日新聞
  • ¥サバイバル:「山手線の内側には泊まれない」 出張族から悲鳴 宿泊代DPの裏側 | 毎日新聞

    東京都心のビジネスホテル。円安を受けたインバウンド需要の盛り上がりが宿泊料金を押し上げている=東京都新宿区で2024年9月25日午後9時54分、中島昭浩撮影 「山手線の内側にはとてもじゃないが、泊まれない」。長野県から東京出張に来た60代の男性会社員がこぼした。月に3回ほど東京に出張するが、会社には出張宿泊費は1泊1万円以内という「鉄のおきて」があるのだ。 新型コロナウイルス禍の前は、同じ予算で「ハイクラス」なビジネスホテルも選べたが、今では1万円以内で泊まれる部屋を探すのに一苦労。「どうしても訪問先から離れた場所になってしまう」と話す。 東京都心部の宿泊代が過去最高水準で推移している。背景を探ると、宿泊業界に広く活用されてきたダイナミックプライシング(DP、変動価格制)に生じた、ある変化があった。

    ¥サバイバル:「山手線の内側には泊まれない」 出張族から悲鳴 宿泊代DPの裏側 | 毎日新聞
  • トランプ氏、安倍晋三氏との交渉内幕明かす「返り咲き目指していた」 | 毎日新聞

    イベントで質疑に応じる米共和党のトランプ前大統領=米中西部イリノイ州シカゴで2024年10月15日、AP 11月の米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は15日、中西部イリノイ州で開かれたイベントで、2022年に銃撃されて死亡した安倍晋三元首相について「(首相職への)カムバックを目指していた。(事件がなければ)容易に返り咲いていただろう」と言及した。 トランプ氏は関税引き上げ策について説明する際、「同盟国は、敵対国よりも、米国をうまく利用してきた」と発言し、一例として日を挙げた。その上で「(安倍氏の)存命中は明かしたことのない会話」として、大統領在任中に当時首相だった安倍氏との交渉の一幕も紹介した。 トランプ氏によると「シンゾー、話さないといけないことがある。貿易についてだ」と話しかけると、安倍氏は「分かっている」と返答。「どう分かっているのだ」と問うと、安倍氏は「米国が我々と(貿易に

    トランプ氏、安倍晋三氏との交渉内幕明かす「返り咲き目指していた」 | 毎日新聞
  • 「選挙のためだった」秘書が明かした裏金の行方、口ごもる受取人ら | 毎日新聞

    2年前、1人の自民党国会議員がその職を追われた。 政治資金パーティーの収入を何年にもわたって裏金に回し、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)の疑いで東京地検特捜部の捜査を受けたのがきっかけだった。 その後に立件された政治資金収支報告書への不記載額は3年間で計約4900万円。略式起訴された薗浦健太郎元衆院議員(52)=2022年12月に議員辞職=に罰金100万円、公民権3年間停止の処分が科せられた。 薗浦氏の秘書(当時、以下同じ)は捜査のなかで、裏金作りに走った理由をこう供述した。 「表に出さない選挙資金のためだった」 いったい選挙の何に、裏金は必要だったのか。 特捜部の調書にあった供述 衆院解散に伴う総選挙が15日公示、27日投開票の日程で行われる。有権者の関心を集めるのが、自民の「裏金問題」だ。 薗浦氏の場合は自身の政治資金パーティーに関する裏金だったが、その後、自民の複数の派閥でもパ

    「選挙のためだった」秘書が明かした裏金の行方、口ごもる受取人ら | 毎日新聞
  • 「安倍元首相に縁もらった」 杉田水脈氏、自民党籍にこだわり | 毎日新聞

    衆院選(15日公示、27日投開票)で、自民党山口県連が党部に公認申請をしている杉田水脈前衆院議員(57)は9日、公認されなくても、来年の参院選へのくら替え出馬など「あらゆる可能性を検討する」とし、政治活動を続ける考えを明らかにした。【畠山嵩】 政治資金パーティーを巡る裏金事件で、清和政策研究会(安倍派)に所属していた杉田氏は、2018~22年に安倍派から受け取った寄付計1564万円を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、党役職停止6カ月の処分を受けた。 一方、県連は7日、比例中国ブロック単独候補として杉田氏を党部に公認申請したと発表した。 杉田氏は、性的少数者やアイヌ民族、在日コリアンに関する発言やブログの記載などが度々、問題視されてきた。 毎日新聞は、裏金事件政治活動、これまでの言動などについてインタビューを申し込み、9日、杉田氏が応じた。 ――自民党は内規で比例単独での立候補

    「安倍元首相に縁もらった」 杉田水脈氏、自民党籍にこだわり | 毎日新聞
  • 石破首相の裏金議員みそぎ論 「世論迎合、仲間売った」安倍派は反発 | 毎日新聞

    石破茂首相(自民党総裁)は派閥裏金事件に関係した「裏金議員」を次期衆院選の比例名簿に登載しない決断を通じ、裏金議員に対して小選挙区で勝ち上がってくる「みそぎ」を求めた。自民全体への逆風を和らげようと裏金議員を切り離す狙いとみられるが、事件の渦中にある安倍派議員らは猛反発している。 【関連記事】首相決断、線引きに透ける「打算」 「史上最低の決定だ」 「党を分断する史上最低の決定だ」――。石破首相の決断を受け、安倍派議員らは悲鳴交じりに激しく反発の声を上げた。 「自民党の一致団結なんてもうない。(石破首相は)作られた世論に迎合して仲間を売るリーダーだ」。今回の決定で比例代表との重複立候補が認められないことになった安倍派議員はこうまくし立てた。 重複立候補を認めない案を巡っては、森山裕幹事長が4日、「選挙は当選第一主義だと思うし、政治資金の問題については党として処分も下した」と否定的な見解を示し

    石破首相の裏金議員みそぎ論 「世論迎合、仲間売った」安倍派は反発 | 毎日新聞
  • 石破内閣の記念写真を加工して掲載か 首相官邸ホームページ | 毎日新聞

    石破茂内閣の発足に伴う写真について、首相官邸が加工した写真を公表している疑いがあることが判明した。画像データに、加工できるソフトを使用した痕跡があった。 イギリスでは3月、王室が加工した写真を公表したことが問題となり、キャサリン皇太子妃が謝罪している。 毎日新聞は首相官邸に問い合わせているが、回答を得られていない。 1日の内閣発足では、任命式と認証式の後、首相官邸で記念撮影が行われた。男性はモーニング、女性はドレスや着物などの正装で臨んだ。石破首相を最前列中央とし、左に中谷元防衛相、斉藤鉄夫国土交通相、右に林芳正官房長官、村上誠一郎総務相が並んだ。

    石破内閣の記念写真を加工して掲載か 首相官邸ホームページ | 毎日新聞
  • 穴に鉛筆、中から砂…「予測不能」な小学生にも NECが新PC発売 | 毎日新聞

    鉛筆が入り込まないように開口部を高く設計した「NECクロームブックY4」=東京都港区で2024年10月3日、安藤龍朗撮影 NECは3日、学校向けノートパソコンの新機種「NECクロームブックY4」を発売した。床に落とす、鉛筆を突っ込む、砂場に埋める――。そんな小学生にありがちな機器トラブルにも耐えられるよう、頑丈で壊れにくく改良した。 教育現場に配備された端末を巡っては、思わぬ故障も続出。企画したNECパーソナルコンピュータ商品企画グループの石井宏幸グループマネージャーは「壊れたパソコンを分解したら砂が出てきたことがあって、『どうも砂場に埋めたらしい』と聞きました」と語る。精密機器に対する大人の常識は、小学生には通用しないと痛感したという。 NECによると、教育現場で発生した故障の原因の大半は「落下」だという。2021年4月~23年8月、NECパーソナルコンピュータの工場で扱った修理約1万2

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  • 「立憲共産党」やゆに「極めて失礼」 小川幹事長、不快感あらわ | 毎日新聞

    立憲民主党の小川淳也幹事長は2日の記者会見で、立憲と共産党の間の連携を「立憲共産党」とやゆされることについて「政党の名前を勝手にもじったりやゆしたりするのは、極めて失礼な態度だ」と不快感をあらわにした。 小川氏は会見で、共産が立憲との共闘路線を転換し、選挙区で独自候補を相次いで擁立していることについて「『立憲共産』というレッテルが剥がれてよかったと思うか」と問われた。すると「左は右が嫌だとか、逆に右は左が嫌だとか言いがちだ」と持論を述べたうえで「あらゆることを受け止めながら、対話を重ねていくということに尽きる。『剥がれてよかった』と言う人がいるのかもしれないが、同調する気持ちはない」と答えた。 ただ、言い足りなかったのか「その上で、ちょっと一言だけ言わせてください」と切り出すと「よく『立憲共産党』というレッテルを貼りたがる方々がいるが、立憲共産党という政党はこの世に存在しません」と強調。「

    「立憲共産党」やゆに「極めて失礼」 小川幹事長、不快感あらわ | 毎日新聞
  • 村上誠一郎総務相、株価暴落や円安は「アベノミクスの負の遺産」 | 毎日新聞

    総務相に就任した村上誠一郎氏(72)は1日、石破茂内閣の印象について記者団に問われ、「前任者の『負の遺産』をどう解消しながらやっていくのか、非常に難しいなと心配している」と述べた。 具体例として自民党派閥の裏金事件や旧統一教会問題などを挙げた。株価の乱高下や急激な円安についても「残念ながらアベノミクスの、ある意味では負の遺産だ。そういうものに対応しながらやっていくのは非常に厳しいと思う」との見方を示した。

    村上誠一郎総務相、株価暴落や円安は「アベノミクスの負の遺産」 | 毎日新聞
  • 「安倍元首相に申し訳ない」 高市早苗氏、総裁選での敗戦受け | 毎日新聞

    自民党総裁選を終えて取材に応じる高市早苗経済安全保障担当相=東京都千代田区で2024年9月27日、藤井達也撮影 自民党の高市早苗経済安全保障担当相(63)は27日、総裁選の決選投票で石破茂元幹事長(67)に敗れたことを受け、「今日が安倍(晋三)総理の国葬儀から2年目の日だ。いいご報告ができなかったことを申し訳なく思っている」と記者団に語った。 高市氏は「まずは当選された石破新総裁に心よりお祝いを申し上げる。私の敗北は、私自身の力不足だ」と述べた。今後も総裁選に挑戦する気持ちがあるか問われると、「これからのことを今、考えられる状況ではない。当に全力投球をし、自分なりにできる努力は全部したと思っている」と語った。 石破氏から新政権での要職打診があった場合の対応については「仮定の話にはお答えできない。今からはもう、一国会議員として、しっかりと自民党を立て直していく」と述べるにとどめた。 また高

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  • 電通グループに罰金3億円求刑 東京五輪で談合の罪 検察側 | 毎日新聞

    東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)に問われた広告最大手「電通グループ」(東京都港区)に対し、検察側は18日、東京地裁の公判で罰金3億円を求刑した。同じく独禁法違反に問われた電通元スポーツ事業局長の逸見(へんみ)晃治被告(57)は懲役2年が相当とした。弁護側は起訴内容の大半で無罪を主張し、結審した。判決は2025年1月30日。 検察側は論告で、逸見被告が、組織委員会大会運営局の森泰夫元次長(57)=独禁法違反で有罪確定=や広告・イベント各社の幹部と結託し、総額約437億円に上る契約で談合したと指摘。公正で自由な競争を骨抜きにし、人々が五輪に抱いていた信頼を損ねたと批判した。 その上で、電通が子会社を含め、談合対象の六つの会場を受注し、約76億円を売り上げて約8億円の利益を得たことにも言及。一連の談合で逸見被告や森元次長らが各社の担当者から受注希

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  • 15mはね飛ばされた自転車の女性 救ったのは「オシャレより命」 | 毎日新聞

    事故に遭った横断歩道の前に立つ女性。ヘルメットが命を守った=東京都足立区で2024年8月29日午後3時39分、加藤昌平撮影 時速50キロで横断歩道にさしかかった乗用車にはね飛ばされた。その距離約15メートル。左足を開放骨折する3カ月の重傷を負ったが、一命を取り留めた。それは母親に着用を勧められたヘルメットのおかげだった。 夜の横断歩道で いつも通りの帰り道。勤務先の医療機関から自宅まで片道1時間の道を電動自転車で走っていた。 2023年7月のある日の午後10時半過ぎ、東京都葛飾区の女性(38)は、足立区内の幹線道路から1入った道で、信号機のない横断歩道を渡ろうとしていた。幅が狭い一方通行の道路で、辺りに街灯は少なかった。

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  • 注目集める選択的夫婦別姓議論 保守派・高市早苗氏はどう語ったか | 毎日新聞

    記者会見で自民党総裁選への立候補を表明する高市早苗経済安全保障担当相=衆院第1議員会館で2024年9月9日午後2時5分、平田明浩撮影 希望すれば結婚後も夫婦がそれぞれ従来の姓(名字)でいられる「選択的夫婦別姓制度」の法制化が自民党総裁選(12日告示、27日投開票)の争点の一つに浮上してきた。小泉進次郎元環境相が1年以内の実現を公約に掲げた一方、保守派の論客・高市早苗経済安全保障担当相が慎重姿勢を示すなど、立場の違いが明確になっているためだ。保守層への配慮で党内議論が長年進んでこなかったテーマだけに、議論が先鋭化すれば、党内にしこりを残す恐れもある。 「法案が通ればほとんどの不便は解消される。残る問題点があれば、そこからまた議論しなければならない」 高市氏は9日に国会内で開いた出馬記者会見で、選択的夫婦別姓制度について問われ、こう強調した。高市氏が言及した「法案」とは、婚姻前の旧姓をビジネス

    注目集める選択的夫婦別姓議論 保守派・高市早苗氏はどう語ったか | 毎日新聞