子どものころ、ラジコン飛行機・ヘリコプターに憧れた人はいるだろうか。「そんなの高くて買えない」とあきらめた記憶がある人も多いかもしれないが、最近は「マルチコプター」「ドローン」と呼ばれる小型ヘリコプターが手ごろな価格で販売され、そこにカメラを搭載して空撮を楽しむ人も増えている。一方で、今月初めにはマラソン大会を撮影していたマルチコプターが墜落して大会スタッフに当たり、顔に軽傷を負う事故も発生している。利用者が増えているとはいえ、まだそこまで目にすることのないマルチコプターはどのように利用され、万が一の際の保険などはあるのか? 利用者などに話を聞いてみた。 販売業者「半年くらい前から少しずつ売れてきた」 マルチコプターは、2つ以上のローターを搭載したヘリコプターの1種、回転翼機のことをいう。「半年くらい前から少しずつ出てますね」と話すのは、これらの商品を取り扱う大阪の業者。「動画投稿サイトや