変異種、検疫以外で初確認 英から帰国の機長と家族―新型コロナ 2020年12月26日22時26分 新型コロナウイルスの変異種が空港検疫以外で初めて確認され、記者会見する脇田隆字国立感染症研究所長(中央)ら=26日夜、厚生労働省 厚生労働省は26日、英国から帰国後に新型コロナウイルス感染が判明した30代男性パイロットから、コロナの変異種が確認されたと発表した。英国で感染拡大しているのと同様の変異種で、家族の20代女性からも確認された。空港検疫以外での変異種確認は初めてで、厚労省や国立感染症研究所がウイルスの構造などを調べている。男性は機長であり、検疫が不要だった。 変異コロナ、検疫や解析強化を 個人の対策変わらず―専門家 変異種への感染は、国内では空港検疫で10歳未満~60代の男女5人が確認されており、男性機長と家族の女性は6、7人目となる。女性は英国の滞在歴はなく、男性から感染したとみられ