小坂憲次文化科学大臣が6日、謝罪文を発表した。謝罪の相手は今回の冬季オリンピックで金メダルを獲得したフィギュアスケートの荒川静香と銅メダルを獲得したロシアのイリーナ・スルツカヤだった。 先月28日、荒川選手がスポーツ担当長官の小坂文部大臣を訪問した時だった。日本唯一の金メダル、その上「冬季オリンピックの花」とされる女子フィギュアスケートでの優勝ということで興奮していたのか、荒川選手の首にかかっていた金メダルを触りながら「本当に重いですね」とたわごとを述べた後、ついポロリと本音を漏らしてしまったのだ。 「人の不幸を喜んではいけないが・・・(スルツカヤ選手が)転んだ時は嬉しかったです」 この言葉を聞いた時、荒川選手の表情は固く硬直した。 もちろん間違った発言ではない。3位だった荒川は2位だったスルツカヤと1位だった米国のサーシャ・コーヘンのミスにより逆転金メダルを獲得したからだ。もし韓