7月7日投開票の東京都知事選に立候補している前参院議員の蓮舫氏(56)の選挙事務所に、「ナイフでめった刺しにする」などと殺害を予告するファクスが届いていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は脅迫容疑で送信者の特定を進めている。 捜査関係者によると、23日午前、都内にある蓮舫氏の選挙事務所や立憲民主党の関係先に「硫酸を手に入れた。立憲民主党の議員と家族にアタックする」「ナイフでめった刺しにして殺す」「爆薬を仕掛けて24日に爆破する」と書かれたファクスが届いたという。 蓮舫氏が同日夕、警視庁赤坂署に被害を届け出た。蓮舫氏の事務所は24日、X(旧ツイッター)で「今後も、候補者や街頭演説に集まる方を含め、安全が確保されるよう取り組む」とのコメントを出した。