タグ

ブックマーク / blog.livedoor.jp/editors_brain (9)

  • 編集者の日々の泡:講談社「スティーブ・ジョブズ」、100万部出て「まさかの赤字」。背景は米国の……

    2012年02月09日 講談社「スティーブ・ジョブズ」、100万部出て「まさかの赤字」。背景は米国の…… Tweet ところで講談社が伝記「スティーブ・ジョブズ」の販売状況を公開したらしい。 前後編で100万部以上出たわけだけど、赤字だそうだ。 日市場の場合、通常書籍は初版では赤字の「バーゲン価格設定」で販売され、運良く増刷りが掛かったときに黒字化していくのが一般的。 とはいうものの、もちろん増刷りが掛かりまくって100万部出てすら赤字(1冊あたりは50万部だけど)というのは、商品設計になにか決定的な問題点があったとしか思えない。まして1冊約2000円という高額書籍なのに。 理由は高額ロイヤリティーだそうだ。 米国では同書の標準小売価格は35ドル。まあ3000円といったところ。前後編に分かれておらず1冊だ。 日の場合前後編2冊合計で4000円。もちろん英語書籍と日語書籍の市場規模は比

    wideangle
    wideangle 2012/02/10
  • 編集者の日々の泡:アニメならではの声の演技が気持ち悪い

    2011年09月26日 アニメならではの声の演技が気持ち悪い Tweet アニメの声の演技で嫌いなところ。「うん」「えっ」「うっ」とか「うわー……」とかいう言葉にならない発声をやたらと入れるところ。そうした声が挿入される場面を日常の光景に置換してみると、それはだいたい現実には無声。つまり来顔の演技で感情を表現すべき部分だ。 コメディーなんかでデフォルメするならある程度はわかる。そうでもないアニメにまでこのような表現が要求されるのは、おそらく微細な表情を付けるのが難しいため、こうした感情の揺れを表現させるのに「どうしても声に頼る部分が必要」ということなのだろう。 しかし技術面で制限が大きかったはるか昔と異なり、現在のアニメの表現力は豊かだ。感情の揺れを特に表現したい「ここぞという場面」では、十分表情だけで演技させられると思う。 そこまで重要でない場面では、動きで見せるのはコスト的に難しいか

    wideangle
    wideangle 2011/10/05
  • 編集者の日々の泡:電子出版「緊急報告」 ――アップルが寝耳に水「アプリ強制価格変更」で世界中「大混乱」

    2011年07月14日 電子出版「緊急報告」 ――アップルが寝耳に水「アプリ強制価格変更」で世界中「大混乱」 Tweet 私の業がらみだが。 アップルが電子出版の世界で毎度毎度「ご無体な仕打ち」を実施してそのたびに大混乱になっていることは、ここでも報告してきた。とうとう公取が入った件とかも。 したら、また始まったというか(溜息)。 もうネット媒体では報道されていることだが、App Storeの有料アプリの価格が全体的に値下げになった。たとえば115円のアプリが85円とか。 なんでこんな事態になったかとか、なんでこれが大問題かというの、素人の方は理解が難しいだろうから解説しておこう。 アップルは、明示的に告知しないので真相は闇の中だが、おそらく米ドルベースでアプリの価格を統制してきた。 以前も書いたが、App Storeでは、売り手は価格を自由に決められない。たとえば日円だと、115円、

    wideangle
    wideangle 2011/07/15
    こういうとこアップルは変わんねえなあ。
  • 編集者の日々の泡:手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯1「電子出版の悲惨な現状」

    2010年10月27日 手を上げて「電子出版」を担当。 ――その経緯1「電子出版の悲惨な現状」 Tweet ところで私も電子出版を手掛けることになった。興味があるから手を上げたのだ。 すでに実作業は着々と進行中なので、このブログでも折々の編集的な繰り言など上げていく予定。 最初に電子出版に対する私のスタンスを書いておく。 前に書いたように、基的には急速な普及には懐疑的だ。場合分けしてみるが、前も書いたので詳細はそちらで読んでほしい。 とはいえこれは「商売として当面懐疑的」というだけ。出版不況下で各社とも電子出版が役員のウワゴトみたいになってるので(笑)、取り組みは進むはず。それに私も興味があるから手を挙げている。勝算はないけどね。 話を戻すが、まず電子雑誌の場合。 当面無理(少なくとも今の紙の雑誌のスキームでは)。が、まとめちゃえば「広告収入が桁違いに少ない」&「実売部数が少ない」で商売

    wideangle
    wideangle 2010/10/28
  • 編集者の日々の泡:Web記事に集まる「クレームコメント」に疲弊する毎日 ――誰か助けて(笑)

    2009年07月30日 Web記事に集まる「クレームコメント」に疲弊する毎日 ――誰か助けて(笑) Tweet 私が担当している仕事のひとつに、あるWebの仕事がある。ここでは最近の多くのサイトが取り入れているように、記事に対する読者のコメントを公開している。 当然玉石混淆でありとあらゆるコメントが集まるのだが、もちろんすべてを公開するわけではない。編集側がチェックした上で、取捨選択している。SNSや投稿サイトではないので、当たり前の話だ。極端な話、たとえば怪しいウイルスダウンロードサイトだのアダルトサイトだののリンクを含んだコメントなど公開しては、大騒ぎになる。だから選択するのが当然だ。 結果、載せられるコメントと載せられないコメントが出る。となるとよくあるのが、「なんでオレのコメントを載せない」みたいなクレーム。 「オレの意見より劣るあいつのは載ってる」とかね。「先月は載ったのに、今月

  • 編集者の日々の泡:Web記事に集まるコメントには、なぜ「陰謀論」が多いのか ――「ネットの病理」考察編

    2009年08月04日 Web記事に集まるコメントには、なぜ「陰謀論」が多いのか ――「ネットの病理」考察編 Tweet 先日、読者のコメントに関するエントリーを上げたら、けっこう評判が良かった。なので、今日はまたコメント絡みの話を。 ここ言う「コメント」とは、私の仕事の1つである、ある種のWebサイトで公開した記事に対する、読者コメントのことだ。 前回のエントリーでは、「なんでオレのコメントが載らない」といったクレーム関連の話を書いた。今回は、コメントに見る「陰謀論」を取り上げてみよう。 仕事で連日何十という読者コメントを見ていると、あんまり一般社会で聞かないが、一部のネット社会で喧伝される、ある傾向に気付く。それは「陰謀論」。 「陰謀論」というのは、たとえばだが「株価が急落したのは世界経済を牛耳るロスチャイルドの陰謀」とか「麻生総理がマスコミで叩かれるのは、日支配を狙う中国の陰謀」と

    wideangle
    wideangle 2010/02/03
  • 編集者の日々の泡:Web記事に集まるコメントには、なぜ「陰謀論」が多いのか ――実例紹介編

    wideangle
    wideangle 2010/02/03
  • 編集者の日々の泡:Web記事に集まるコメントには、なぜ「陰謀論」が多いのか ――「プル型メディア」考察編

    wideangle
    wideangle 2010/02/03
  • 編集者の日々の泡:1世帯あたり月の雑誌購入額「376円」の「衝撃」、業界に走る!

    2010年02月01日 1世帯あたり月の雑誌購入額「376円」の「衝撃」、業界に走る! Tweet 日経に出てたんだけど、2009年7-9月に1世帯が雑誌に支出した金額が1129円だそうだ(総務省調査)。 ――つまり1か月あたり376円。 これを読んで私は、ちびまる子並にタテセンが入ったよ(笑)。 早い話、月1冊買うか買わないかくらいという話だろ、このレベルだと。しかも恐ろしいのが、これが「ひとりあたり」でなく「1世帯あたり」ということ。1世帯平均3人とすれば、ひとりに直せば「3か月に1冊」って話じゃん。 2009年の雑誌販売部数は前年比-6.9%と急落したけど、それが良くわかる話。ちなみに販売金額は-3.9%。つまり1冊あたりの単価が上がってるわけで、おそらくだが宝島などの付録効果だろう。それでもカバーできてないのが悲惨だが。。。 以前から言われていた要因のひとつが「携帯にわれた(時間

    wideangle
    wideangle 2010/02/02
    おれも買わなくなったからなあ。なんせWebのほうをいっぱい読むから。
  • 1