2018年12月19日19時30分 【特集】裏切られた期待、ソフトバンクIPO“暴落スタートの深層”<株探トップ特集> 公開価格比14.5%安の終値――。市場の注目を一身に集めたソフトバンクの超大型IPOは期待を裏切るものとなった。“暴落スタート”の深層を探る。 ―投げられた賽、「公開価格1500円」への遠い道のり― 19日、ソフトバンク <9434> が遂に東証1部に上場した。しかし、残念ながら前途洋々の船出とはならなかった。日本が誇るコングロマリット、孫正義氏率いるソフトバンクグループ <9984> の通信子会社として国内過去最大規模、大手証券はじめ証券各社も全力傾注の構えで、本来であれば文字通り鳴り物入りのIPOといってもよかった。時価総額にして6兆円超、東証1部上場銘柄の中で日本郵政 <6178> を上回り、上位10傑にランクイン。これによりソフトバンクグループは約2兆6000億円