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ブックマーク / kawaimikio.cocolog-nifty.com (5)

  • 島田紳助引退の背景:正しい情報提供を - 河合幹雄の発言のブログ

    紳助の突然の引退で驚いている人が多いであろう。しかし事情通からは、背景は明らかである。筋は二つ、渡辺・羽賀の事件が、最高裁で無罪の可能性がかなり出てきたので一工作という筋と、警察庁が、目下の第一課題と位置づける暴力団排除の動きが、相撲界についで芸能界にもという筋である。 前者については十分な情報を持ち合わせていないので、後者を中心に述べる。警察の方針は、安藤長官が明言している。全国全ての都道府県に暴力団排除条例がこの春成立した。世界規模のグローバル化の流れに対応するために、日のローカルルールであるヤクザの存在は、消滅させるしかない。長期的視点として反論の余地がないようにみえる。しかし問題は、ヤクザが果たしてきた機能を誰が果たすかであるが、こちらは未解決のまま、排除に走っている。ヤクザ人口は、一時20万であったのが8万まで減少している。ほっておいても消えて行くとみえるが、警察が急ぐ理由は山

    島田紳助引退の背景:正しい情報提供を - 河合幹雄の発言のブログ
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    wideangle 2011/09/04
  • 低年齢児童に対する性犯罪と児童ポルノ犯罪被害者数の不思議な増減 - 河合幹雄の発言のブログ

    児童ポルノ事件の摘発件数と被害児童数のグラフが朝日新聞2011年7月19日の記事に掲載された。一見すると、恐るべき右肩上がりの増加ぶりだ。児童の定義は18歳未満なので、小学生以下の被害児童数が増えていることを強調している。 この記事を読めば、またまた治安悪化、子ども達が危険に曝されているとの印象を受けるのが普通であろう。ところが、実態は、全く違う。最近の低年齢児童が性犯罪被害にどのくらい遭遇しているか、同じ警察庁の統計で見てみよう。 幼児は強姦できないので、低年齢児童に対する酷い性犯罪は、強制わいせつとしてカウントされる。その年齢別被害者数を犯罪統計書から抜き出してグラフ化すると、驚くほどの減少傾向にある。 私は、2005年から児童ポルノ事件摘発に人員を振り分けたために認知件数が増加したと解釈している。性犯罪自体は沈静化の一途である。成人も含めた強姦の減少傾向は凄いペースであるし、強制わい

    低年齢児童に対する性犯罪と児童ポルノ犯罪被害者数の不思議な増減 - 河合幹雄の発言のブログ
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    wideangle 2011/09/03
    "仕方なしにコンビニの成人コーナーができたことで、エロ本が身近にまで蔓延ってきたと感じる女性が多くいると推察するが、棲家の山を追われた熊が里に出没しているのに似た状況である。" エロ本減ったよなあ…。
  • 東京都青少年健全育成条例改正案の問題点と対案(1) - 河合幹雄の発言のブログ

    東京都は、12月定例議会に、青少年条例の改正案を再提出した。これは、3月に継続審議、6月に否決された案の修正出直しである。ネット規制は多少トーンダウン、児童ポルノ単純所持も引っ込めたが、マンガ表現規制は全く前のとおりかそれ以上である。非実在青少年という用語をやめただけで、別の限定をしないために、18歳未満の児童に限定していた前回案よりも規制強化することになっている。 私は、岩波書店の月刊誌『世界』1月号(12月8日発売)に、条例制定過程が、1、極めて乱暴な運びであったこと、2、特定の人物がかかわっていたことを、詳細に論じ批判した。このブログでは、その補完と、さらに音の主張をしたい。 この条例案の問題点と対案(私案)を書いてみる。 問題点1、7条の2と9条の2で、「漫画、アニメーションその他の画像で、刑罰法規に触れる性行為」と近親相姦を「不当に賛美し又は誇張するように、描写し、又は表現する

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    wideangle 2010/12/11
  • 東京都青少年健全育成条例(4)継続審議を求む - 河合幹雄の発言のブログ

    東京都の青少年健全育成条例の改正案審議が、いよいよ大詰めである。政治過程を知る者から見れば、条例案まるごと受け容れは無理で、なんらかの妥協を探って今回通過させると読むのが普通であろう。 理由は簡単、選挙を考えれば、ここで妥協通過させても、反対派は次回選挙で民主党に投票するほかない。まさか自公には投票しない。となれば、選挙で批判材料に使われないために、今回決着をつけておきたい。短期的な選挙戦略としては、合理的判断である。 しかし、民主党は、ここで妥協通過させてはならない。根拠は、正論がひとつ、私なりの状況判断がひとつである。 11月22日に不意打ちで仕掛けた条例案について、民主党都議の首脳は、話し合いをして調整してきたから賛成しなければというが、漫画家、出版会は、全く話し合いさせてもらっておらず、ここで首脳だけで他の会派と話し合っても、これは和解案ではない。漫画と出版に通じた人間を話し合いに

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    wideangle 2010/12/11
  • 東京都青少年健全育成条例(3)市民参加と民主主義 - 河合幹雄の発言のブログ

    12月6日中野ゼロで開かれたシンポジウム「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」<共同代表:藤由香里(明治大学准教授)・山口貴士(弁護士・リンク総合法律事務所)>に、1500人が来場、ホールは550人しか入れないので、別室とロビーでモニターを見つめる300人以外は、帰っていただいた。ニコニコ動画の中継は、76939人、夜中12時からの再放送は、58924人、合計135863人であった。 60年代の学生運動は、70年安保が最後、それ以降は、いわゆるプロ市民によるデモ行進はあっても、普通の人々が繰り出すことはほとんどなかった。世代が上の人々は、全然感ずいていないが、35歳以下の若者が怒って街に繰り出す気配を感じる。 問題は、それが良いことなのか悪いことなのかである。反対運動は、ただ漫画を自由に書きたい読みたいのエゴではないかという批判はありうる

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    wideangle 2010/12/09
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