昨日、お台場海浜公園の浜で、水質浄化の新たな設備の設置が行われました。これにより水質がどの程度浄化されるかを実験します。 手前の山は牡蠣の貝殻です。 お台場海浜公園の水質浄化実験は数年前から行われています。 有明側の運河から取水し、有明の下水処理場内に作られた海水浄化プラントできれいにし、約800メートルのパイプラインから海浜公園の海底、および水遊び場から湧き水のようにして放水しています。 浜辺には貝を撒き、貝による自然浄化を試みています。 今回の設備は、牡蠣が植物プランクトンを摂取する時に海水を浄化するという特質を活かして、生きた牡蠣をフロートから海中に吊るします。 1個の牡蠣が1日に400リットルの水をきれいにするそうです。 同時にアマモやアオサなど水生植物を植え、カキ殻を沈めることで、周りに微生物や小魚が生息する環境を整え、活性化させると言うことです。 まだまだ泳げる海ではありません