著者:1951年、岐阜県生れ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、山口大学人文学部教授、独立大学院東アジア研究科教授。政治学博士。山口大学理事兼学生教育担当副学長。東亜歴史文化学会会長
現在発売中の『週刊ポスト』2013年1月1/11日号の表紙に「人生の9割は血液型で決まる 衝撃の緊急報告書」なる見出しを発見したので立ち読みしたのだが、まるまるこの本のヨイショ記事でした。 【担当編集者からオススメの一言】 血液型とは、心の奥底に覆い隠された魂の暗号コード。 何をやってもイマイチうまくいかないのは、 実は血液型が原因かも……。 本書では、セラピーの現場で絶大な成果を上げている 最新・血液型メソッドを初公開。血液型の特性=「武器」を 使いこなして弱点を強みに変え、 自己実現できるテクニックを血液型別に解説。 人間関係が一瞬で好転するばかりか、ストレスからも解放され、 生きるのがラクになる! 人生が輝きはじめる! 「広告企画なのか?」と思って確認してみたのですが、私の見落としでなければその旨の告知はなし。日本の週刊誌に期待なんてさらさら持ってませんけど、それにしてもこれはひどい
中国出張のついでに、本屋を覗いてみた。 行ってみたのは、上海の某地下鉄駅構内にある書店。 といっても小さなものではなく、日本で言えば有隣堂とか文教堂程度の、割と大型の書店だ。 店に入ってまず眼に入るのは、入り口で平積みになっている新刊書たち。 中国語は読めないのだが、漢字なので一部のタイトルはなんとなく分かる。 「中国国民党史」「思想文化随筆」「西方現代思想史」といった本が並んでいる。 「孤独的大多数」というのは、個人がばらばらになって孤立化していく現代大衆社会の問題を扱ったものだろうか。 一冊だけ尖閣関係の本が見えているが、「釣魚島列島の歴史と法理研究」というタイトルからして、かなり学術的な本らしい。 こちらは入り口正面の棚。 右下の「粮民」というのは、この本のことだろう。中国農村の貧困問題に関する本だ。 ここは社会問題を扱った本やルポルタージュの棚だろうか。 日本関係書のコーナーもあっ
時期外れの話題になってしまったが、ご承知のように「A級戦犯の処刑が12月23日に行われたのは、それが(当時の)皇太子の誕生日だったからだ」とする説がある。猪瀬直樹も『ジミーの誕生日―アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』なんて仰々しいタイトルの本を出版しているし。(余談だが、首都である東京都の副知事が在任中にこんな本を出すことは「日米同盟を危うく」しないのだろうかw) 判決の言い渡しが終わったのは48年11月12日だが、これによって直ちに刑の執行が可能になったわけではない。『東京裁判とオランダ』(L.ファン・プールヘースト、みすず書房)より引用する。 有罪判決を受けた者を救う望みは、この時点ではまだ完全に失われたわけではなかった。裁判所憲章の第17条では、マッカーサーが「何時にても刑に付之を軽減し又は其の他の変更を加うることを得。但し刑を加重することを得ず」と定めていたからである。 (4
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