Global Research and Analysis Team(GReAT)の日本情報セキュリティラボ所長、ミヒャエル・モルスナー(Michael Molsner)氏 Kasperskyが実施したメディア向けセミナーでは、日本地域の情報セキュリティを統括するミヒャエル・モルスナー(Michael Molsner)氏が、国内特有の脅威について解説した。 1つ目のトピックは、架空請求を行うWebサイトがAndroid搭載端末向けに拡大していることについて。モルスナー氏は、実際に運営されているAndroid向けのWebサイトの実例を挙げ、詐欺の手口を紹介した。 PCと同様、この種のWebサイトの多くは、ポルノ動画を閲覧するために“会員登録”を促し、「(使用者の)端末情報などを保存した」として多額のサービス使用料を請求する古典的な手法を使っている。ただし、フェイクコンテンツしかなかった数年前の