交通を巡る社会の穴 2008年8月 8日 社会ワークスタイルデザイン コメント: トラックバック (0) 私達が日常で利用している移動手段には、「穴」が存在する。普段は気が付かないが、移動の効率ということを考え出すと、気になる穴が。ここでいう「穴」とは、「すこし頑張れば、小さな道具立てで済むのに、ついつい大がかりな道具立てとなってしまうケース」を意味する。 2つ例を挙げよう。ひとつは歩行と自転車の間の穴、もう一つは自転車と自動車との間の穴だ。 おおざっぱに速度と一回の移動距離で、人間の移動手段を分類してみよう。人間は2本の脚で移動する能力を持つ。歩けば4km/h、走れば20km/h。移動距離は、文明に浸りきった我々の日常生活では長くとも1〜2km程度だろうか。 自転車は、種類によってかなり速度も移動距離も幅がある。ここで問題にしているのは日常生活の中での移動手段なので、ママチャリを例にとる