IDC Japanは10月20日、企業における情報システムの運用管理の実態に関する調査結果を発表した。 システム運用管理における課題を質問した結果、「運用管理担当者のスキルが不足している」が32.0%で最も多い回答となった。これに、「運用管理の自動化ができていない」(30.7%)、「システムの一元管理ができていない」(30.4%)が続いた。 過去4回の調査でも担当者のスキル不足は最も多い回答となっており、同社は「担当者のスキル不足により、運用管理の自動化や一元管理ができない状況を招いてしまっている」ことが考えられると指摘している。 運用管理担当者の運用上のミスで障害やトラブルが発生する頻度については、ほぼ毎日が1.3%、週に数回程度が7.1%、月に数回程度が23.6%となり、合わせて32.0%の企業が毎月運用ミスによる障害やトラブルを経験していることがわかった。 さらに、サーバの運用台数が
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