マネジメントの技術について書かれた新刊本より、とても面白い事例が紹介されていたのでご共有。こういう話、大好物です。 ブックオフと既存の古本屋の違い 特に面白かった箇所は、マネジメントにおける「標準化」について書かれた節。 従来の古本屋といえば、目利きの店主がいて、どの本をいくらで買うかを”鑑定”する商売だった。この常識を破ったのがブックオフだ。 同社は基本的に一冊一冊の本を鑑定しない。本の発行日と定価で機械的に買い取り価格を決めて、定価の何%の販売価格で売る、というようにシンプルなオペレーションを行っている。だからこそアルバイトにも仕事を任せることができる。 (中略)店員が一冊一冊の本を鑑定するような職人芸を必要としないビジネスシステムをつくったからこそ、多くの古本屋から一歩抜け出して、全国展開に成功したのだ。 なるほど…。「職人芸を標準化によって不要にする」という発想は、古本ビジネス以外