太平洋戦争中、宮城県と山形県の県境の山に墜落したアメリカ軍のB29爆撃機の乗組員を追悼し、平和の大切さを語り継いでいこうと、ふもとの宮城県七ヶ宿町に地元住民らが作った平和公園が完成し、石碑の除幕式が行われました。 戦後70年のことし、この出来事を風化させず平和の大切さを語り継いでいこうと、地元の住民グループが山のふもとに犠牲者を追悼する公園を作りました。 2日、公園内に設けられた石碑の除幕式が行われ、住民をはじめアメリカ大使館の関係者などおよそ500人が出席しました。 完成した公園には、12ヘクタールの敷地内に3機の墜落現場の位置を示した石碑や、乗っていたアメリカ兵一人一人の名前が刻まれた碑などが並んでいます。 アメリカ大使館札幌総領事のジョエレン・ゴーグ首席領事は「地元の住民が、犠牲となったアメリカ兵のために作ってくれたことにとても感動しています。この公園の存在をアメリカの多くの人に伝え