2019年の秋、くも膜下出血で入院しました。この闘病記を描こうと思ったのは、入院中ネットで情報収集していた夫が「あんたのように全く後遺症のない人の話が少ない」と言っていたことからです。自分自身も病気の
理化学研究所は4月26日、アトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止め、ワセリンを塗ると発症を予防できる可能性があるとの研究成果を発表した。新たな治療法や予防法の確立につながるという。 アトピー性皮膚炎の発生メカニズム。JAK1の遺伝子配列に異常が発生した結果、連鎖的に酵素が活性化し、最終的にプロテアーゼに影響。角質の保湿効果を低下させる。 アトピー性皮膚炎を自然発症するマウスを作製し、病気の原因となる遺伝子変異を調べたところ、細胞の増殖や分化に必要なたんぱく質「サイトカイン」を伝達する「JAK1」分子の遺伝子配列に突然変異が生じていることを発見した。JAK1の異常が角質をはがす酵素「プロテアーゼ」にも影響し、角質による保湿効果が低下することで、アトピー性皮膚炎を招く――というメカニズムを解明した。 こうしたマウスの表皮に、JAK1の働きを阻害する薬剤や、保湿効果を高めるワセリンを塗布したところ
(2013年1月11日 Forbes.com) 昨年12月、極めて重要な報告書が粛々と発表された。そこに結論として書かれているのは、原子力科学の専門家が長年にわたり主張してきたことだ。――つまり、約0.1シーベルト(Sv)または10 rem以下の放射線の被曝(ひばく)は大した問題ではない。 「しきい値無し直線仮説(Linear Non-Threshold : LNT仮説)」は0.1Sv(10 rem)以下の被曝には当てはまらないが、世界中の自然放射線量はこの範囲にある。そればかりか、この低線量域は、原子力、医学的治療、そして福島のように原発事故で被害を受けた地域にとって最も重要な意味を持つ。 原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)が提出した。低線量の被曝の影響は非常に不確かなものであるため、UNSCEARとしては「低線量の被曝と大人数を掛け合わせて、自然放射線量と同等以下
2005~06年ごろ、「狂った油」、「食べるプラスチック」などと週刊誌などで大げさに書き立てられた物質があったこと、覚えていますか? 脂質に含まれる脂肪酸の一種、「トランス脂肪酸」です。トランス脂肪酸は、多く食べると狭心症や心筋梗塞など冠動脈疾患のリスクが高まるとされ、海外では食品中に含まれる量の上限値を決めている国があります。一方で、日本では「摂取量が海外ほど多くないとみられる」などとして規制が行われず、市民団体や一部の週刊誌などが強く批判していました。 そして、福島みずほ・社民党党首が2009年9月、内閣府特命担当大臣(消費者及び食品安全・少子化対策・男女共同参画)に就任してすぐ、「食品中の含有量の表示義務化」へ向けた検討を消費者庁に指示したのです。市民団体の一部はやんやの喝采でした。 別の健康リスクも さて、その実態はどうだったのか? 本当にリスクは高いのか? 科学的にリスクを検討す
ITプロフェッショナルであれば誰でもよく分かっていることだと思うが、長時間に及ぶ作業や、納期厳守のストレスから来るダメージは相当なものだ。そのまま放っておけば、過剰なストレスによって燃え尽き症候群に陥るおそれもある。しかし幸いなことに、IT業界における燃え尽き症候群を避けるためにできることがいくつかある。本記事で紹介しているアドバイスは、すべてが万人向けであるとは言えないものの、あなたに合ったものもいくつかあるはずだ。以下は、筆者自身が実際に効果を感じたものである。 #1:休暇は取れる時に取るようにする IT業界では、1日たりとも休むことなく何カ月も働き続けている人たちも珍しくない。しかし残業や休日出勤を重ねると、心身ともに相当堪えるはずだ。こういった働き方による当然の帰結とも言える疲労に対処する最善の方法は、休暇を最大限に活用することである。 筆者はこれまでに周囲の人たちから、休暇の取得
福島第1原発作業員が白血病によって死亡したというニュースがありました。まず、亡くなった作業員の方に哀悼の意を表します。 ■急性白血病:福島第1原発作業員が死亡 東電が発表 - 毎日jp(毎日新聞) 東京電力は30日、福島第1原発で作業に携わっていた40代の男性作業員が急性白血病で死亡したと発表した。外部被ばく量が0.5ミリシーベルト、内部被ばく量は0ミリシーベルトで、松本純一原子力・立地本部長代理は「医師の診断で、福島での作業との因果関係はない」と説明した。 東電によると、男性は関連会社の作業員で8月上旬に約1週間、休憩所でドアの開閉や放射線管理に携わった。体調を崩して医師の診察を受け急性白血病と診断され、入院先で亡くなったという。東電は16日に元請け企業から報告を受けた。事前の健康診断で白血球数の異常はなく、今回以外の原発での作業歴は不明という。 作業と急性白血病での死亡の間の期間が短い
マジクール®は、水を含ますだけで冷感が持続するネッククーラーです。水が蒸発する際に熱を奪う気化熱を利用した自然の冷たさで、濡らしたタオルを巻いたような涼感を長時間得ることができます。 水に浸すことで中のポリマーが吸水し、本体が膨らみます。多種多用なポリマーが存在する中、冷感試験をくり返し、最も冷感効果の高い超微細ポリマーを選定。更に生地は気化熱による冷却効果を最大限に引き出し、肌触りにも配慮した厳選のコットンを採用。ポリマーと生地に徹底的にこだわり、気化熱を利用したネッククーラーとして圧倒的な冷感品質の実現に成功しました。 多種多用なポリマーが存在する中、冷感試験をくり返し、 最も冷感効果の高いマジクール専用の超微細ポリマーを選定。 厳選したコットン生地との組み合わせにより圧倒的な高品質を実現。
知っておけば何かと役立つ危険な虫の話 1/6 チャドクガとの対決 いつも群れているチャドクガの幼虫 毒虫と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、毛虫である。毒を持つ毛虫は、ドクガ(毒蛾)、イラガ(刺蛾)の幼虫などごく少数だが、その攻撃が強烈なだけに、他の多くの善良な毛虫たちも汚名を着せられ「キャー、毒毛虫!」と世の女性たちを震え上がらせることになる。 しかも、最近は都会にも毒毛虫のテリトリーが拡大。森に入らなければ大丈夫というわけにはいかない。都会で最も警戒すべきドクガの仲間「チャドクガ」の毛虫は、どこの街角にもあるサザンカ、ツバキの生垣に潜んでいる。 まずは、昨年の昆虫記者対チャドクガの対決シーンを振り返ってみよう。東京・千代田区の歩道脇のツバキ。子供でも手の届くような位置に、小さな毛虫の集団を発見した。一塊になって葉を食べるその姿は毎年どこかで目にするが、恐怖感はいつまでたっても克服できない
節電のためエアコンの使用を控えていると、冷たい飲み物をたくさん飲みたくなる。ただ、糖分の多い清涼飲料水を大量に飲み続けていると、急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」に陥る危険性がある。近年、若年層を中心に患者が年々増えているが、まだ認知度は低いまま。専門家は「今年は特に夏場の水分の取り方に気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。(田野陽子) ペットボトル症候群の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトーシス」。継続して大量にジュースなどの清涼飲料水を摂取することで、血糖値が上昇。血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまう。 インスリンが欠乏するとブドウ糖をエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解する。その際に「ケトン体」と呼ばれる代謝成分が増え、血液が酸性に傾く。「意識がもうろうとしたり、倦怠(けんたい)感があったり。昏睡(こんすい)状態に
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