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2017年4月14日のブックマーク (4件)

  • イスラエル視点『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』

    📖 上巻だけで挫折してる人がいるけど、下巻がイイんだぞ。 著者はイスラエル出身の歴史学教授。 しかしなにより、「わかっていてやっている」恐ろしく頭の切れる役者だという感触が強く残る。 何を言って、何を言わないか。このビジョンを与えるためにどうすべてを調整して捏ね上げるか。 一神教は秩序を説明できるが、悪に当惑してしまう。二元論は悪を説明できるが、秩序に悩んでしまう。 歴史の数少ない鉄則の―つに、贅沢品は必需品となり、新たな義務を生じさせる、というものがある。人々は、ある贅沢品にいったん慣れてしまうと、それを当たり前と思うようになる。そのうち、それに頼り始める。そしてついには、それなしでは生きられなくなる。 人類が農場で飼育している家畜を、巨大な秤にすべて載せたら、その重量は約7億トン。対照的に、ヤマアラシやペンギンからゾウやクジラまで、残存する大型の野生動物の総重量は1億トンに満たない。

    イスラエル視点『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』
  • いまさら聞けないオシロスコープの超基本

    エレクトロニクス関連の機器や部品の開発現場で最も多用される測定器の一つにオシロスコープがある。だが、正しい測定結果を得たり、機能を最大限活用したりするのはコツが要る。若手からベテランの技術者まで、オシロスコープを使いこなす上で欠かせない基礎知識から測定の勘どころまで、順を追って紹介していく。 記事一覧 テクトロニクス 営業統括部 カストマサポートセンター アドバンスト・トレーナー。テクトロニクスにテスト・エンジニアとして入社後、フィールド・エンジニア、アプリケーション・エンジニア、マーケティング・マネジャー、開発部マネジャーなどを歴任。2008年、オシロスコープ・スクール/セミナーのアドバンスト・トレーナーに就任した。技術的なバックグラウンドと市場動向を織り交ぜた分かりやすいセミナーが高い評価を受けている。

    いまさら聞けないオシロスコープの超基本
    witchstyle
    witchstyle 2017/04/14
    (2013/02/18からの日経エレクトロニクスの連載記事)
  • 植物工場への重税は「田畑じゃないから」

    この連載は現場の農家や農業法人を訪ね、その肉声を伝えることをおもな目的にしているが、今回は番外編。テーマは農地制度と税制だ。 先週まで2回にわたり、レタスの植物工場を運営するベンチャー企業、スプレッド(京都市)を紹介した(3月31日「最強の植物工場は『手づくり』で完成させた」、4月7日「植物工場が畑に負ける要素は?『ありません』」。 「人手がかからないので効率的」という一般のイメージと違い、植物工場は電気代などがかさむので、利益を出すのが難しい。これに対し、スプレッドは試行錯誤を重ねて「日量2万1000株」の生産体制を整え、黒字化に成功した。 そのプロセスを伝えるのが前回までの狙いだったが、工場の経営とはべつにスプレッドに聞きたいことがあった。敷地は農地なのかどうかという点だ。答えは案の定、「宅地」だった。 農地法の農地は「耕せる状態の土地」 田んぼや畑と同じく、作物を栽培しているのになぜ

    植物工場への重税は「田畑じゃないから」
  • 「この世界の片隅に」大ヒットでも……クラウドファンディングによる映画制作が「とてつもなく難しい」理由

    興行収入25億円、観客動員数190万人突破――アニメ映画「この世界の片隅に」が快進撃を続けている。日アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞など映画賞も総なめし、全国でロングラン公演中だ。 「ヒットの要素が見当たらない」。企画段階で業界のプロたちにこう評価され、資金調達は激しく難航。当時まだ珍しかったクラウドファンディングを活用し、制作にこぎ着けた。「一般の人々という“エンジェル投資家”によって完成に導かれた。一種の市民映画だ」。プロデューサーの真木太郎さん(ジェンコ代表)はこう話す。 クラウドファンディングで集めた資金は約3900万円。国内の映画クラウドファンディング史上最高額だ。支援したファン3374人は“宣伝隊長”となってSNSで評判を拡散し、ヒットを後押ししてくれた。 クラウドファンディングによる映画制作の成功例として語られることも多い同作だが、「クラウドファンディングで映画を作

    「この世界の片隅に」大ヒットでも……クラウドファンディングによる映画制作が「とてつもなく難しい」理由