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ブックマーク / sciencebook.blog.fc2.com (1)

  • イスラエル視点『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』

    📖 上巻だけで挫折してる人がいるけど、下巻がイイんだぞ。 著者はイスラエル出身の歴史学教授。 しかしなにより、「わかっていてやっている」恐ろしく頭の切れる役者だという感触が強く残る。 何を言って、何を言わないか。このビジョンを与えるためにどうすべてを調整して捏ね上げるか。 一神教は秩序を説明できるが、悪に当惑してしまう。二元論は悪を説明できるが、秩序に悩んでしまう。 歴史の数少ない鉄則の―つに、贅沢品は必需品となり、新たな義務を生じさせる、というものがある。人々は、ある贅沢品にいったん慣れてしまうと、それを当たり前と思うようになる。そのうち、それに頼り始める。そしてついには、それなしでは生きられなくなる。 人類が農場で飼育している家畜を、巨大な秤にすべて載せたら、その重量は約7億トン。対照的に、ヤマアラシやペンギンからゾウやクジラまで、残存する大型の野生動物の総重量は1億トンに満たない。

    イスラエル視点『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福』
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