knockdは特定の順序でTCPポートやUDPポートをノックすると、あらかじめ設定してあるコマンドを実行するプログラムだ。これを使うことで、簡易的ではあるが、sshのポートを開けたり閉めたりということができる。 knockdのソースコードは、http://www.zeroflux.org/knock/から入手可能である。コンパイルにはlibpcapが必要だ。しかし、 古いlibpcapに実装されていない機能を使う Linuxに依存した内容のコードになっている という理由で、Linux系OSでかつ比較的新しいlibpcapが使える環境でのみ使える。 筆者の環境はDebian GNU/Linuxだが、woodyではlibpcapのバージョンが古く、コンパイルできない。なお、sargeではknockdのパッケージが用意されている。このように、古い環境で使う場合には注意が必要となる。 配布されてい