中国の常万全国防相は、アメリカのヘーゲル国防長官との会談後の記者会見で、「安倍政権が日中関係を困難な状況にしている」と話し、安倍総理大臣を名指しで批判しました。 常万全国防相:「領土主権問題は中国の核心的利益だ。我々は妥協も譲歩もせず、主権を脅かすことも許さない」 今回のヘーゲル長官の訪中は中国側の招待によるものです。AP通信などによりますと、会談後の会見で、常国防相は、尖閣諸島の問題に関して「中国側からトラブルは起こさないが、領土を守るためには武力を行使する用意もできている」と日本を牽制(けんせい)しました。さらに、「安倍政権の歴史問題などに関する誤った言動が、日中関係だけでなく、地域の平和と安定にも深刻な影響を与えている」と強く批判しました。一方、ヘーゲル長官は尖閣諸島について、日米安保条約に基づく防衛義務を果たす考えを表明し、中国が東シナ海に設定した防空識別圏についても「一方的であり
![「安倍政権が日中関係を困難に」中国国防相が批判](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/36ab28b4f4129f221621ded794a07adea5be8cc6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.tv-asahi.co.jp%2Farticles_img%2F000024708_640.jpg)