学術論文や学生のレポートにおける、他論文やネット情報からのコピー&ペースト(コピペ)は大きな問題となっている。とかくコピペは嫌われがちだが、そのコピペを、崇高で神聖な行為と考える人たちもいる。そしてこの考え方が、正式な宗教として認められている。 コピミズム伝道教会は、情報の共有を神聖視するコピミズムを信奉する人々「コピミスト」の集まりだ。コピミズムでは、すべての情報はコピーされ、ペーストされ、結果として共有されなければならないとする。その象徴として、Windowsのショートカットキーであるcrtl + C(コピー)とctrl + V(ペースト)を神聖視する。他のコピー&ペースト手段、たとえばMacのショートカットキーであるCommand + C、Command + Vについて、どう考えているかは明確ではない。