10代の若者たちは何を目的にSNSでつながっているかご存じだろうか。1つは、これまで何度も取り上げてきたように「承認欲求」がある。もう1つは「共感・理解」だ。 DNPの「10代SNS利用者のネットコミュニケーション調査」(2012年)によると、ネット友達とのやりとりに対して、10代は20代以上に比べて「共感してほしい」「知ってほしい」「盛り上がる」「深く理解してほしい」「本音が言える」などの割合が高かった。特に「共感してほしい」「知ってほしい」は30%弱あり、割合が高かった。 一方、20~40代は「知りたい情報を教えてほしい」「新しいことを知ることができる」「書き込んだりつぶやいたりできればよい」「何でもいいから何か反応したり、突っ込んでほしい」という回答が10代より高かった。10代はネットの知り合いに対して共感や理解を求める一方、20代以上は情報や知識を得たい傾向が強いという違いがあるの
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