政府が年間20万人の外国人労働者の受け入れを検討し始めた。保守派には移民政策への反対論が多い。石原慎太郎氏はどう考えるか。ここでは「移民と犯罪」について石原氏に聞いた。 ──移民政策が治安を悪化させるとの声がある。現に在日外国人の犯罪が増えている。 石原:都知事時代、池袋の中国人街を視察したことがあります。中国語で書かれた同胞向けの新聞が何紙も発行されていた。その一部に目を通すと、来日して専修学校で日本語を習っている中国人向けに、「探偵募集」の求人広告がありました。日本語を習っている最中の若者が探偵の手伝いなどできるのかと質すと、実は泥棒の見張りだという。 外国人による犯罪をいかに防ぐかは大きな課題です。解決法のひとつは移民への教育です。日本の風土を愛し、法律や秩序を遵守する人材にすべく教育を施すのです。 また、不法入国、不法就労がまかり通っているから治安問題が生じていると考えることもでき
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