2016年9月9日のブックマーク (9件)

  • 反ニーチェ (いたみとともに) - Ichinokawaの日記

    拙著『社会』(岩波書店、2006年、130-136頁)から、引用します。 ======== 反ニーチェ 「子どもをもつことが犯罪とも言えるような場合がある。慢性疾患をもつ者、第3度の神経衰弱にある者の場合がそうだ。こういう場合に、人は何をしなければならないか?……社会は、生命について全権を委任された第一人者として、欠陥をもつ生命すべてに対し、それが生まれる前から責任を負っている。社会は、そのような生命に対して償いもしなければならない。だから、社会は、そのような生命が生まれないようにすべきなのだ。社会が生殖を阻止すべきケースは、実にたくさんある。その場合、社会は、家系や身分や教育の程度が何であろうと、最も厳しい強制措置、自由の剥奪、場合によっては去勢手術を、断行するつもりでいなければならない。《汝、殺すなかれ》という聖書の禁止は、頽廃者(デカダン)どもに対する《汝ら、子をなすなかれ》という生

    反ニーチェ (いたみとともに) - Ichinokawaの日記
    wkatu
    wkatu 2016/09/09
    『自分とは異なる生を肯定し、同時に他人と同じではない、いや同じになれない自分を肯定すること。それを不可能にするような同情を打ち殺さないかぎり、社会的なものは自己と他者の双方に対して、死を要求し続ける』
  • NHK・ETV特集『それはホロコーストのリハーサルだった』(初回放送・2015年11月7日、再放送・2015年11月14日)に関連して - Ichinokawaの日記

    私の知る限りで、2点、情報を補足させていただきます。 【1】 映画『私は訴える』(1941年)について ナチの安楽死計画は1941年8月末に「中止」されますが、この映画は、それと入れ代わりに、ナチ政府が一般のドイツ国民にこの計画の必要性を理解させるために製作・公開したものです。ナチのプロパガンダ映画ということもあって、ドイツ国内では視聴が難しかったと記憶していますが、今では、英語字幕付のDVDがアマゾン等で購入できます: https://www.amazon.co.jp/Ich-Klage-I-Accuse-DVD/dp/B008D66JVC 以下、この映画に関する私の簡単な解説を貼り付けます。 ========== 最後に、ある映画をご紹介したいと思います。そのストーリーは、ナンシー・クルーザンさんに関する番組と共通するところも多いのですが、まずはその映画の粗筋をご紹介します。 映画の主

    NHK・ETV特集『それはホロコーストのリハーサルだった』(初回放送・2015年11月7日、再放送・2015年11月14日)に関連して - Ichinokawaの日記
    wkatu
    wkatu 2016/09/09
    『人びとの死をそのように徹底して消極的に理解する…これこそが、生‐権力の…「死ぬにまかせる…」ことを根本で支えている』『ナチの安楽死計画もまた…人間の死を作為ではなく、不作為によってもたらそうとした』
  • 新反動主義の興味深い事例―ジャスティン・タニー

    ホワイトハウスがWe the Peopleというオンライン請願サイトを運営していることは、日でもよく知られている。2014年3月、ここに奇妙な請願が投稿された。すでにWe the Peopleのサイトでは見られないが、9TO5Googleに請願文が載っているので訳すと、 我々はオバマ政権に以下を請願します: 全ての米連邦施政権を技術産業へ移すこと。 オバマ大統領殿、 閣下に最大の尊敬の念を抱く者です。アメリカは偉大な国であり、あなたはその現状に秩序をもたらそうと身を粉にして働いてきました。しかし私は、あなたが勝てない戦いを戦っているように思い、憂えております。ワシントンの体制は何年もかけて無能となり、もはや今後直面する困難な問題に対処することができません。私は、今こそ平和的な変化の時だと考えます。 私は、以下に関して国民投票を行うことを求めます。 全ての政府職員を(年金を満額付与した上で

    新反動主義の興味深い事例―ジャスティン・タニー
    wkatu
    wkatu 2016/09/09
  • 二重国籍によって日本国籍も公民権も失われない: 蓮舫氏をめぐる議論について|天使もトラバるを恐れるところ

    蓮舫氏が台湾中華民国)との二重国籍なのではないか、という問題が話題を集めている。 この問題に関連して、菅義偉官房長官は「一般論として申し上げれば、外国の国籍と日の国籍を有する人は、22歳に達するまでにどちらかの国籍を選択する必要があり、選択しない場合は日の国籍を失うことがあることは承知している」と述べたとの報道もあり、問題は蓮舫氏の議員資格といった枠に収まらない部分に展開している。 しかし、この菅氏の認識は(排外主義的な現政権の立ち位置をよく表していると思うが)、立法意図に立ち返れば誤認であるし、その誤認が現在二重国籍である、ないし二重国籍の可能性がある人々に少なからぬ恐怖感を与えるであろうことを考えれば、看過できない。 現在の国籍法は、1985年に改正されている。この時の改正は、それまで日が父系主義(父親が日人である場合に国籍が認められる)を採用していたのを、両系主義に切り替え

    二重国籍によって日本国籍も公民権も失われない: 蓮舫氏をめぐる議論について|天使もトラバるを恐れるところ
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    wkatu 2016/09/09
  • 【パシリ】公明党が安倍政権がまとめた「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)法案」を容認へ

    http://www.asahi.com/articles/ASJ955PY9J95UTFK00X.html?iref=comtop_list_pol_n05 犯罪の計画段階で処罰する「共謀罪」の構成要件を変更する形で安倍政権がまとめた「テロ等組織犯罪準備罪」法案について、公明党の山口那津男代表は4日(日時間5日)、「テロなどが起きないように法的根拠を整えておくことは重要だ」と述べ、基的に容認する考えを示した。 「共謀罪」法案は03年以降、小泉政権が国会に3回提出。06年には公明党は自民党とともに修正案を出したが、与野党協議がととのわず廃案になった。公明党幹部は「改めて党内議論が必要だ」と語り、法案の国会提出前に、自公間でも協議に入りたい考えだ。 スポンサーリンク 以下ネットの反応。 どこまでも堕ちていく公明党。 共謀罪法案、公明容認へ 山口代表、提出時期は明言せず:朝日新聞デジタル

    【パシリ】公明党が安倍政権がまとめた「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)法案」を容認へ
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    wkatu 2016/09/09
    民進党もまたこういう「政策の一致したパートナー」という名の醜悪な追従者がほしいのだろうか。
  • ロバート・パットナム『Our Kids: The American Dream in Crisis』読書感想ツイート(セルフまとめ)

    社会学者のロバート・パットナムの最近の著書『Our Kids: The American Dream in Crisis(私たちの子供たち:危機に瀕するアメリカン・ドリーム)』の読書感想ツイートのセルフまとめ。

    ロバート・パットナム『Our Kids: The American Dream in Crisis』読書感想ツイート(セルフまとめ)
    wkatu
    wkatu 2016/09/09
    まあ、これに対するリバタリアンの回答は「ゲーテッド」化なんだろうけど
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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    wkatu 2016/09/09
    逃げたくても逃げ切れず…か。さぞや無念だったことだろう/業務上過失致死というが、最近川で少年が殺害された案件と変わらないじゃないか
  • 産経新聞記者 原告側資料を無断提供 被告の大津市に | NHKニュース

    産経新聞大津支局の記者が、大津市が被告になった民事訴訟の取材で、原告側の住民団体が開いた記者会見の録音データや資料を、この団体に無断で市に提供していたことがわかり、産経新聞社は「遺憾であり、改めて記者教育を徹底したい」とコメントしています。 これは社内で記者がみずから明らかにして分かったということです。 大津市によりますと、市の広報担当者がこの記者に提訴の詳細を知りたいと相談したところ、記者が一連のデータや資料を手渡し、コピーさせたということです。市は依頼したわけではないとしています。 今回の記者の行為について、産経新聞社広報部はNHKの取材に対し、「取材過程で軽率な行動があったことは遺憾だ。厳正に対処するとともに改めて記者教育を徹底したい」とコメントしています。

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    wkatu 2016/09/09
    『改めて記者教育を徹底したい』今度はバレないようにやるということでしょうか。/「産業」「経済」「新聞」のどれでもない
  • 「黒人の命だって大切だ」運動の主導者ダレン・シールズさん遺体で見つかる 殺人事件か

    アメリカ・ミズーリ州セントルイス郡ファーガソンで2014年8月9日に起きた、丸腰の黒人少年マイケル・ブラウンさん(当時18)が白人の警察官ダレン・ウィルソン氏に射殺された事件。一連の経緯とその背景となった黒人差別に抗議する「黒人の命だって大切だ」(Black Lives Matter)運動を主導していたダレン・シールズさんが、9月6日死亡した状態で発見された。

    「黒人の命だって大切だ」運動の主導者ダレン・シールズさん遺体で見つかる 殺人事件か
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    wkatu 2016/09/09