「(受け取った代金に)500ウォン硬貨が混じってるかもね、カタコトの人が結構来たから」。コミケ、つい先ほどたまたま耳に入ったあるサークルの人同士の会話。なるほどコミケの度に拡散される500ウォン硬貨詐欺のツイートにはこういう効果があるのだな。
ケニアのマサイマラ国立保護区で、巣の近くにいるブチハイエナ。ハイエナの親たちは、他の肉食動物よりも多くの時間を子供たちとの遊びに費やす。(PHOTOGRAPH BY FRANS LANTING, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 賢くて愛情に溢れ、霊長類にも匹敵する複雑な社会をつくる、アフリカで最も成功している肉食動物。 ジャングルの王、ライオンと思われるだろうか? 違う。ハイエナだ。 ハイエナは長らく、頭が鈍く、不気味に笑う、大食漢の腐肉食動物と誤解されてきた。「イメージ戦略が大失敗しています」と、タンザニアのンゴロンゴロクレーターでブチハイエナを研究する、ドイツ、ライプニッツ野生動物研究所のアルジュン・ディール氏は言う。 「ハイエナの研究をしていると言うとみんな、えー気持ち悪い、なんで? という生理的嫌悪感を示すんです」 そうなるのは、ハイエナが文学作品や民話の影響で
◆その乗り物は、どのような背景から生まれたのか。社会にどのように作用したのか。 ◆車、鉄道、船舶、航空からわかる幕末から昭和の歴史 幕末から昭和にかけて、日本の歴史的瞬間に立ち会った50の乗り物の数々を、技術的側面とともに歴史とのかかわりまで解説。車、鉄道、船舶、航空とさまざまなジャンルの乗り物のスペック、歴史的背景がわかる。すべて図版付。 ●本書に登場する乗り物 【幕末】大八車/鳳凰丸/黒船/汽船コロラド 【明治】人力車/1号機関車/通運丸/砲艦「雲揚」/気球/東京馬車鉄道/防護巡洋艦 松島、橋立、厳島/自転車/コラム:人車鉄道/陸軍気球/博愛丸/トレド蒸気機関車/信濃丸/巡洋艦 出雲/9600形蒸気機関車/タクリー号/天洋丸/アンリ・ファルマン機/カーチス水上機 【大正】巡洋戦艦 金剛/トラックの国産/サルムソン2A2(陸軍乙式一型偵察機)/リヤカー/消防車の登場/圓太郎バス 【昭和
*写真=山本太郎氏 「外国人労働者の受け入れと排外主義」については昨年12月に書いた本連載の第26回目でも触れた。この間新しい情勢が生まれたこともあり、大事なことなので再論しておきたい。 今回の参議院議員選挙で山本太郎氏が率いる団体(その固有名詞を引き写しすることはしたくない)が、無風で退屈極まりない選挙状況に一定の波紋を投げかける役割を果たしたことは、その立場への賛否を超えて、疑いようもない。氏の街頭演説は「相互対話性」に満ちており、口汚いヤジにも的確に応答する。内容的にもひとの心を掴む勘所をおさえている。氏が声をかけて立候補を要請した人びとの顔ぶれを見ても、この社会が現在抱えている問題の在り処をおのずから明らかにしていて、巧みだ。社会を覆い尽す無風状態、選挙に対するしらけた感情、与野党の判別がしかとはつかぬ翼賛状況――こんなただ中にあって、ある種の「熱狂」が氏の周辺に巻き起こった理由は
今回一番、危なっかしい議論は「表現の自由は認める」が「公共の場ではすべきでない、税金を使うべきではない」という主張。「表現の自由」を唯一制限できる「公共の福祉」の「公」が「政治権力の意向との一致」に公然とすり変わっていることを追認していること。「公」はほっとくと無制限に肥大する。
幸福度日本一の社会は「嫁の犠牲の下に成り立っている」、3世代同居が多く地縁・血縁が強い一方で「近所や親戚に見張られている感じがする」―。福井新聞と日立京大ラボの共同研究プロジェクト「ふくい×AI 未来の幸せアクションリサーチ」で募集している、福井の暮らしで感じる「不幸せ」に切実な声が続々と寄せられている。データ上の「幸せ」だけでなく、幸せを実感できる社会を目指すには、こうした住民の痛みや生きづらさに向き合っていく必要がある。 ▽「無償の労働」前提 「幸福度日本一の福井県。聞くたびに違和感しかありません」。ある60代女性は「女性が一生懸命働いて、家計を支えて、家のことをするのが当たり前。女性にとっては不幸度日本一の県」と「男女不平等」を痛烈に批判した。共働き率日本一の福井を支える女性たちからの「不幸せ」の訴えが目立った。 福井市の30代女性は「夫や子ども、義理の両親、家、地域のためならば、嫁
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