アフガニスタン第3の都市ヘラートで警戒に当たる旧支配勢力タリバンの戦闘員(2021年8月14日撮影)。(c)AFP 【8月15日 AFP】アフガニスタン各地で、政府軍は旧支配勢力タリバン(Taliban)にやすやすと投降している。タリバンは米国が政府軍に供与した武器を手に入れ、勢力拡大を加速している。 ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は米軍を撤退させ、タリバンとの戦いをアフガン政府軍にゆだねる決断を正当化する際、「われわれはアフガンのパートナーにすべてのツールを提供した…強調しておきたい。すべてのツールだ」と述べていた。 しかし、政府軍の士気は極めて低く、数万人の兵士が武器を捨て、その武器がタリバンの手に渡っている。 タリバンのソーシャルメディアには、戦闘員が武器庫から武器を奪う動画が多数投稿されている。こうした武器の大部分は、欧米諸国が供与したものだ。 北部クンドゥズ(Ku
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