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  • 彼らは本当は,生命なんてちっとも尊重してはいない - Danas je lep dan.

    イスラエルの報道に接して既視感に襲われたのでメモ。 法案が成立すれば、こうなる――。 囚人が死に瀕していたり、自らの体に致命的なダメージを及ぼしていると判断された場合、医師が囚人に強制的にべさせる。過去の例だと、鼻に入れたチューブで物を流し込むのが一般的だ。イスラエルが考え出した新たな「拷問」 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日版 オフィシャルサイト 今回の法案に対し、イスラエルとヨルダン川西岸の人権運動家たちは拷問と同じだと非難。アメリカ拠とする「人権のための医師団」は、イスラエル議会に法案否決を呼びかけ、「医療従事者を人権侵害と拷問の手先にするな」という声明を出した。 だが、イスラエルのギラド・エルダン国内治安相は、法案は政府にとって必要な対抗手段だと主張する。「囚人たちはハンストという自爆テロでイスラエル国家に脅かしている。我々は脅迫を容認しないし、囚人を刑

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    wkatu 2015/07/04
  • 多民族国家崩壊と“民族自決”の帰結――野村真理『隣人が敵国人になる日』 - Danas je lep dan.

    隣人が敵国人になる日: 第一次世界大戦と東中欧の諸民族 (レクチャー第一次世界大戦を考える)作者: 野村真理出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2013/09/25メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見る 第一次世界大戦100周年ということで人文書院から出ている「レクチャー第一次世界大戦を考える」の一冊。以前同じ叢書の『捕虜が働くとき』の感想は書いていて,他にも『複合戦争と総力戦の断層』『カブラの冬』『マンダラ国家から国民国家へ』は読んでたのだけれど,これはまだ読んでなかったので読んでみた。期待に違わず面白い出来だった。はじめに(7-18頁)第1章.民族主義者の思惑(19-40頁)第2章.民衆の困惑(41-67頁)第3章.ガリツィア・ユダヤ人の困難(59-94頁)第4章.隣人が敵国人となる日(95-121頁)おわりに――未完の戦争(123-126頁)参考文献(137-14

    多民族国家崩壊と“民族自決”の帰結――野村真理『隣人が敵国人になる日』 - Danas je lep dan.
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    wkatu 2015/05/25
    「ウクライナ人は,彼らが多数を占める東ガリツィアにあって……二級市民扱いに抗議しても,役所の窓口であびせられるのは,『おまえたちは敗北者だ』という返事」ここで「敗北者」という言葉が出てくるのも興味深い
  • 56年目のチベット蜂起記念日 - Danas je lep dan.

    まだ続いている。チベットでの焼身が。3年前にアムネスティが予言した通りになりつつある。「最近の一連のチベット人の焼身抗議は基的自由を侵害する同地域における長年の抑圧的政策がこれを煽っています」とバーバーは述べた。「これらの問題が解決し、中国当局がチベット文化の締め付けを緩めるまで、不幸なことに、これらの絶望的な抗議の行為が続くのを見ることになる恐れがあります」中国中国当局は、チベットの焼身抗議後の弾圧を終わらせなければならない : アムネスティ日 AMNESTY 内地での焼身者は137人に達した。これだけ多くのチベット人が身を焼きながら,中国はその抑圧的な制作を緩和しないどころか,より抑圧を強める方向に向かっている。彼らは二度焼かれているようなものだ。 現在のチベット問題とはどういう問題なのか,については昨年書いたエントリをご参照のほど。 ほんとうに焼身自殺を止めさせたいのなら -

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    wkatu 2015/03/12
    『中国当局が転生をやめることは認めないと噴き上がるというシュールな光景』/"ソフト"なエスニッククレンジング
  • スターリン期のソ連ナショナリズムを考えるために――デイヴィド・ブランデンバーガー『ナショナル・ボリシェヴィズム』『危機の中のプロパガンダ国家』 - Danas je lep dan.

    アメリカのソ連史家デイヴィド・ブランデンバーガーの2冊の著書,すなわち,『ナショナル・ボリシェヴィズム――スターリン主義の大衆文化と近代ロシアのナショナル・アイデンティティの形成(1931年〜1956年)』(ハーヴァード大学出版会,2002年)と,『危機の中のプロパガンダ国家――スターリン期のソヴィエト・イデオロギー,教化,テロル(1927年〜1941年)』(イェール大学出版会,2011年)は,(特に前者が)日も含めた世界のソ連史研究に大きな影響を与えていて,スターリン期のソ連ナショナリズムについて考える上では読んでおきたいである。ということで,読んでみたので書評を。多作な歴史家なので,他にも何冊か著書があるが,取り敢えず今はこの2冊を読み終えたということで。National Bolshevism: Stalinist Mass Culture and the Formation of

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    wkatu 2014/12/19
    『日露戦争とシベリア出兵って思ってた以上にロシア/ソ連にトラウマ残してたのかなあ,と』とくに後者は自国に侵入されてるもんねえ。
  • 「在特会」はどのように生まれたのか――樋口直人『日本型排外主義』 - Danas je lep dan.

    発足当時は一部ウォッチャーに注目されるだけだったが,あれよあれよという間に全国紙に何度も登場しついには流行語大賞にまで影響を及ぼすようになった排外主義団体「在日特権を許さない市民の会」。それをめぐっては多くの言説が飛び交ってきたが,実は格的な学術研究は殆ど現れていなかった。書『日型排外主義――在特会・外国人参政権・東アジア地政学』は在特会に関する初めての格的研究であり,従来の在特会理解に修正を迫るものである。日型排外主義―在特会・外国人参政権・東アジア地政学―作者: 樋口直人出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2014/02/22メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 書の構成は次の通り。プロローグ(1-7頁)序章.日型排外主義をめぐる問い(9-28頁)第1章.誰がなぜ極右を支持するのか――支持者像と支持の論理(29-48頁)第2章.不満・不安で排

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    wkatu 2014/11/28
    『外国人は…マイノリティとしてはみなされず,東アジア地政学における各国の代理人にさせられる』www.youtube.com/watch?v=tgwOrETLyhQで彼がこの現状に憤ってたのを思い出す
  • 謎の独立国家イバラキスタン - Danas je lep dan.

    カントー平原北部に位置する謎の国「イバラキスタン」についての会話が盛り上がっていたので便乗。 カントー連邦ソビエト(仮)議事録 - Togetterイバラキスタン・ソビエト社会主義共和国— ワッキー提督 (@admiral_wakky) 2014, 7月 28ちなみにナザルバエフ大統領(カザフスタン) pic.twitter.com/f4aFHtZ07s— ワッキー提督 (@admiral_wakky) 2014, 7月 28カリモフ大統領(ウズベキスタン) pic.twitter.com/siBBDhLSQ4— ワッキー提督 (@admiral_wakky) 2014, 7月 28ハシモト大統領(イバラキスタン) pic.twitter.com/TZLWEygW3P— ワッキー提督 (@admiral_wakky) 2014, 7月 28ニヤゾフ元大統領(トルクメニスタン) pic.tw

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    wkatu 2014/08/31
    『民主化後の67年で4人しか大統領になってません。』ww
  • スポーツ権関連の議論が地味にヤバい件 - Danas je lep dan.

    こんなエントリが話題になっていた。 サッカーで苛められていた。日本代表には早く負けてほしい - はてな村定点観測所 体育教育が根底から変わることはしばらくなさそうに思うけれど,もっとヤバいのは教育以前に一般向けのスポーツ振興の方なんじゃないかとも思わなくもない。数年前に「スポーツ権」を盛り込んだスポーツ基法が成立したときは,まあ他人の権利が増える分には反対しないけど,と思っていたのだけれど,あれって実はけっこうヤバい法律だったっぽい。基法策定の中心となった友近聡朗参院議員を招いて行われたパネルディスカッションでは,以下のような質問が飛び出していた。質問者:友近さんにスポーツ権について、質問です。中竹さんのお話にもありましたが、私自身もスポーツ不要者がたくさんいると思います。スポーツ権を主張しない人といいますか、スポーツをする権利はあるけれども必要としていない人もいるかと思います。そのよ

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    wkatu 2014/06/25
    健康増進法と同類のヤバさだな。/追記:保守の政治ツールとしてのスポーツというテーマで、これを思い出した。「〈体育会系〉 就職の起源 : 企業が求めた有用な身体」 http://ci.nii.ac.jp/naid/130001481182
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