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  • 河野太郎大臣、貧しさの責任は母親たちではなく政府にこそある

    <子供の貧困率の高さについて、河野氏が「いかに若い人の妊娠率を下げるか」「母子世帯の発生を抑える」などと発言した。私の生い立ちからすれば侮辱にしか感じない> 5月13日に河野太郎沖縄担当大臣が、沖縄県における子供の貧困率の高さについて「若いうちの妊娠が引き金」「いかに若い人の妊娠率を下げるか」「母子世帯の発生を抑える」などと発言した。 問題は若年妊娠や母子家庭であり、それらを減らしたり抑えたりすることが重要だという見方を披露したわけである。率直に言って、同意できない。 ひとり親家庭の貧困率が高いのは事実だ。というか、日のそれは約5割とOECD諸国の中でも突出した高さであることが知られている。 働いていないからではない。働いているのに貧しいのだ。日におけるひとり親の就労率はOECD平均よりかなり高く、8割を超えている。 日の母子家庭では非正規雇用の割合が非常に高く、低賃金と不安定就労が

    河野太郎大臣、貧しさの責任は母親たちではなく政府にこそある
    wkatu
    wkatu 2021/06/01
    『侮辱するつもりがあったとは思わないし、だからこそこれを書いているのだ。そんな言葉を浴びせられ、自分の子供に「ごめんね」と思ったりする親たちの存在を想像してほしい。』
  • それをあなたが言いますか? 菅首相の「ビジョン」に抱いた違和感

    <「出稼ぎのない世の中をつくりたい」と、菅首相は雑誌に寄稿していた。しかし菅氏が支え続けてきた安倍政権下においてこそ、日は「出稼ぎに依存する国」へと大きく舵を切ってきたはずだ> 先の自民党総裁選の頃、まだポスト安倍の一候補だった菅義偉官房長官には「ビジョン」や「国家観」がないという指摘を度々目にした。外野は好きに言っていろと人は思っているかもしれないが、実際どうなのかは確かに気になるところだ。 そんな折、雑誌に「我が政権構想」という題で菅氏の寄稿が載っているのを見つけた。話題の新書『政治家の覚悟』にも再録されている。 読んでみると、こんなことが書かれていた――「私は秋田の寒村のいちご農家に育ち、子どもの頃から『出稼ぎのない世の中をつくりたい』と思っていました」。 例の「地方からのたたき上げ」の文脈の中に、自らが主導したふるさと納税や外国人観光客の誘致拡大といった過去の施策も位置付けてい

    それをあなたが言いますか? 菅首相の「ビジョン」に抱いた違和感
    wkatu
    wkatu 2020/11/20
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