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ブックマーク / zenn.dev/nobonobo (3)

  • 改めて見直すGoの特徴

    極力Goならではな特徴をいくつか挙げていく。 依存解決が必要最低限で互換性を考慮しつつ決定的 モジュール単位で依存をダウンロード。コンパイル対象はサブパッケージ単位。 依存の明示方法はコードに埋め込まれ、かつ未参照のインポートはコンパイルエラー。 つまり動作するコードのすべては正確な依存ツリーが明示されていて余計な依存は引き込まれない。 そして持ち前のコンパイルの速さを含め、相当深い依存ツリーでも依存解決にかかる時間は既知の処理系の中でも最速レベル。(唯一勝てるのはプリビルドバイナリが配布されている場合くらい) また、コンパイルやリンクに必要な処理量そのものが比較的少ないため、開発環境負荷も小さい。 かなり巨大なプロジェクトであってもメモリ8GBで困るようなことが無い。つまり、CI環境の維持にもローコストで済む。 ライブラリの提供側では後方互換性が破壊されるような変更はV1->V2というよ

    改めて見直すGoの特徴
  • Go言語の記述の迷いどころについて

    この記事はGoのコードをいくらか書いていてもっとGoらしい書き方に興味を持ってからみてね!(Go初見で読んでも響かない内容です) Goは「シンプルで迷いなく書ける」というのが売りではあるのですが、 実際書き始めると、「あれ?これどうやって書くほうがいいの?」ってポイントにちょくちょく巡り合います。そのようなポイントを思い出しながら今思うベターな書き方を紹介しようと思う。 err変数束縛について err変数の受け取りを複数回繰り返していると「:=」だけで書けないという状況に出会うでしょう。 err := funcA() if err != nil { ... } err := funcB() // <- コンパイルエラー: "no new variables on left side of :=" if err != nil { ... }

    Go言語の記述の迷いどころについて
  • Goのプロジェクト構成の基本

    Goプロジェクトをどの様なファイル構成で配置すれば良いか読み物が少ないという指摘を見たのでまとめてみようと思う。 GOPATHについて Go1.16がリリースされたことでGo-Moduleによるプロジェクト構成が標準で推奨されることになりました。(Go1.11までさかのぼってGo-Moduleは使える様になってます) Go-Moduleモードでは「GOPATH配下にプロジェクトを置かなければならない」という制約からは解放されています。なので、実質GOPATHはどこを指していても構わないし設定されていなくても「ユーザーホーム/go」というデフォルトの場所が決まっているので開発できます。 おすすめの環境変数設定は以下の2つだけ。 「GOPATH=~/.go」(WindowsGOPATH=%USERPROFILE%\.go) 「PATH=$GOPATH/bin:$PATH」(Windows

    Goのプロジェクト構成の基本
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